|
テーマ:最近観た映画。(40141)
カテゴリ:ヒーロー映画
スーパーヒーローの使命とは、その特別な能力で、普通の人々を「守る」ことである。 普通の人々では到底手に負えない難事件、怪事件、そして人知を超えた存在の出現、そのときこそがスーパーヒーローの出番だ。 スーパーヒーローは、弱きを助け強きをくじくべき存在である。たとえ相手が自分より強大なパワーをもっていたとしても、人々を「守る」ために戦い抜かなければならない。 そこが見る者のエモーションを刺激する。 スーパーヒーローの存在意義は「守る」ことである。 スーパーヒーローがまもるべきは、普通の人々であり、正義でもある。 人々は、相手が強大であれば、不本意であっても妥協をせざるを得ないことがある。 たとえ理不尽であっても、普通の人々の力ではどうしようもないことがあるのだ。 難事件、怪事件などの犯罪、ある特定の者たちの横暴などは手の施しようがない。 しかし、本来であれば、それらは許されることではない。 そんなときに、逸脱を正し、筋を通して人々を守るために尽力するのがスーパーヒーローだ。 かつて、沖縄は悪の軍団マジムンに何度も襲われた。 そのとき、忽然と現れて人々を沖縄を守るのが琉神マブヤーだ。 今またマジムンが復活し、暗躍を始めた。 しかし、マジムンたちはいう。 「ウチナ(沖縄)を守りたい」 マジムンたちは人間が行った破壊に怒り、自分たちにとって大切な沖縄を人間から奪い返そうとしたのだ。 マブヤーも沖縄(の人々=ウチナーンチュ)を守りたい。 そして、マジムンも沖縄(そのもの)を守りたい。 マジムンの首領ハブデービルはつぶやく。 「おれだってマジムンのヒーローだ」 そう、ハブデービルにも心から守りたいものがあるのだ。 仮面ライダーのショッカーが私利私欲のために世界を征服するのとは異なる。 このバトル、いったいどうなる? ヒントは、琉神マブヤーは「ちむぐくる(相手を思いやる気持ち)と許しの精神をもった、前代未聞の真のヒーローだ」というフレーズにある。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ヒーロー映画] カテゴリの最新記事
|