たけのらんくる研究所

ブログ更新休止中も４０再生のあれこれは地味～にやってました。
写真は夏までに何とかやっつけられた前オーナーの遺産、荷室の
スピーカー＆収納ボックスです。



すでにバラシてしまいましたが、ホイールハウスの上端を境目に
下の座席側1/3をスピーカーボックス、ゲート側2/3ぐらいが収納
ボックスとしてコンパネで蓋がされており、さらに左右のホイールハウス
の上には角材とこれまたコンパネで構築されたスピーカーボックス及び
小物入れがそそり立っておりました。

前オーナーの手間と心意気は十分感じ取れる造りではあったのですが
何せわたくしスピーカーは2個あれば充分なヒトですし、10年選手の
コンパネ構造物はいろんな意味で悲しいのでリフォームの匠の気分で
解体です。

手にするは凡ｎｅｔさんの工房から借りた電動ドリルと小ハンマー
それに殿下の宝刀・・バールです。

写真にはありませんが、ホイールハウス上の構造物でのべ6日
他で５日ほど掛ってようやっと上記写真の状態です。
ビビリ音防止の為か構造物は木工ボンド・セメダイン（黄色いの）
で接着後木ネジ固定されており、ネジ外したくらいでは分解できる
筈もなくハンマーパンチやバールのテコ技炸裂しまくり。

最後の難関は荷室前面にボンドで張り付けられネジ留めされた底板
フロア貫通ネジを全部外して愛用のバールにすべてを賭けて
気合いもろとも引き剥がしました。



積層が剥がれたコンパネの表皮は前オーナーの執念の名残でしょうか

この車があれしきの値段で買えたのはこの荷室構造物解体の手間
を恐れての事ではないかと邪推するほどのモノでした。