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カテゴリ:ランクル
また間が空いてしまいました、もう古いネタですがお付き合いください。
さて、ご先祖様ことトヨタジープ(1955年式だったのでランドクルーザーBJと呼ぶべきか?) 3/4トラック的な外観から大きな車のようなイメージを持ってましたが、 現物は我が家の40とほぼ変わりません、家帰って書籍で調べたらサイズはほぼ同じ。 下回りを見ればなるほどご先祖の香り、でもリーフ幅が小さく枚数が多いあたりは 時代って感じです。 アクスルはデフ玉がオフセットしていないのですね、中華鍋の様な形が いかにもな雰囲気、シャックルが独特の形状です、ジムニーのシャックルで ピンとピンの間にスイベル機構が付いているのがありましたが、これを ヒントにしたのでしょうか? グリスニップルも付いてるので 中身はラバーブッシュ使ってないのかな、1ton積載を考慮してか 同時代のジープが使ってるC型シャックル(マニアは何て呼ぶのでしょう) とは違って金が掛ってる感じです。 フロント周り、あの強烈無比のキックバックを発生させるステアリングリンクの 取り回しもココからはじまってます。 クランクを2個も介するので、据え切りで重くタイヤ側からの入力では逆テコが 2つ分掛るのでパワステ無しでのロックやステアケースでは御しきれません。 自分は骨折したかと思う程の強烈な突き指を2回ほど食らいました。 並んで展示されてたJ3とかと比べると明らかに大きくて作りも 頑丈、この始まりからの違いがクルマの性格付けに後々にまで影響 を与えていた事を感じさせてくれます。 CCV誌上で『よく出来た妾の子』と言われたランクルですが、始まりから 妾腹だった訳ではなく、ちゃんと本家の生まれでそれらしい造りがされてます。 その後分家(荒川車体)でFJ20系~FJ/BJ40系で1本立ちしたので 『分家に養子に出された次男坊』 あたりの表現が穏当ではないかという気がします。 何か早く家に帰って40を触りたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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