本日公開の『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』を 昨日の騒動の続きで見てきました~ww
テレビで見た実写映画化第一弾と比べると、かなりのレベルアップでけっこう面白かった。
若い女性失踪事件に巻き込まれた女子高生を救うために
鬼太郎たちが命を懸けて奔走するお話なんだけど、第一弾の時のように
妖怪ポストに鬼太郎宛の手紙を送って、ソレを読んだ鬼太郎が助けに向かうっていう
パターンの方がわかりやすかったなあ。
今回は、ねずみ男と鬼太郎が巡回パトロールをしてたところに事件発生して
女子高生が頼みもしないのに、強引にみんなでよってたかって助けてあげる
という序盤シーンから始まってるので、いやー。そこまで余計なお世話しなくても。。。。
って、思ったんだけど。
まあ、その理由とかは中盤頃に鬼太郎の口から明かされたり、そのことによって
鬼太郎が、自分の出生について苦しんだりとかするので
その伏線のために、こんなお節介から始まるのかなあ?っては思ったんだけどね。
けれど。後半からラストに掛けては、激しいアクションシーンとかあって
見せ場も、前回とは、も。
ゼンッ然違う!!!すごっ!お金掛けてる!構成もいい!!
泣きのシーンも周到に用意されていて、も。ほんっと。かなり面白かった。
妖怪と人間との無惨に引き裂かれた恋物語が千年経って、復讐の呪い妖怪となって
蘇るっていうのも、それだけで泣けそうってカンジでしょ。
ウエンツの鬼太郎も一作目は、カッコ悪っ!ってカンジあったけどメイクが
良くなってかなりイケメン鬼太郎だったし。
なにより田中麗奈の猫娘が抜群にリフレッシュされてて、可愛くなって
ソレがよかったwww
一作目は、アニメイメージを追いすぎてて目も当てられなかった猫娘だったけど
実写は、実写らしくしたほうが正解だと思うわ。
目玉のおやじも、すごくリアルで滑らかに映像化されててよかった。
大泉洋は、生まれたときからねずみ男みたいにハマリ役でほんっとすごい。
砂かけ婆と子泣きじじいは、いいコンビ感が増してセットで面白扱いになってていい。
濡れ女妖怪の寺島しのぶは、とても良く似合っていた。いいキャストだなって思った。
韓国からの招待俳優のソ・ジソブも夜叉の役で、一言も言葉を発せず
美しい顔にニヒルな笑みだけで鬼太郎と戦うんだけど。
もっと冷血で恐ろしい妖怪にしてくれたら、もっとゾクゾクしたのに
もったいない~~!!って思った。
あんなに美しい妖怪だからこそ、鬼太郎にやられる時は醜悪で無惨な最期にしてほしかったよ。
ラストの巨大骸骨が暴れる映像がすごかった。おもしろかった。
このすごいシーンと濡れ女の哀しい物語が同時に明かされるので、劇場的なインパクトが
あって、ラストが良い出来になったと思った。
それにしても、エンドロールを見て今回も、また上地雄輔が出てたのを
初めてしった。
クローズZEROの時も、上地雄輔が出てたのを最後までわからなかったので
いつになったら、映画を見てる最中で、あ!上地雄輔だ!と気づくことができるんだろう?
って、思ったよ。
とか言っても、佐野史郎とかほしのあきとかいつ出てた?ってのもあったので
見る前に、一応のキャスト陣を把握してたほうがいいかもよwww
『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の主題歌も、これまた良かった。
中村中の風立ちぬっていう曲がエンドクレジットと一緒にBGMで流れるんだけど
第2弾は、前回のようにウエンツが主題歌歌わなくて正解だったと思ったよ。
哀しくて切ない歌を張りのある声で歌うのも、なかなかいいものだ。
第三弾もあるといいな。と思ったよ。
シリーズ化にして、あまり出番の無かったぬらりひょんとの壮絶な最期の戦いまでを
映像化するのを期待する。