わたしは今まで、花を見るだけなら好きなんですが。
自ら愛でて育てる、という行為にはまったく関心がなく。
母親が、喜々として鉢植えの花に水をやったり、庭の手入れをしていることに
なんの興味もありませんでした。
正直。めんどくさい。
そんな感じです。
でも。昨年会社をとある事情で退職した際。
社長から記念品として。
高価な、ボールペンと一緒に蘭の鉢植えを頂きました。
蘭の鉢植えは、それはそれは美しく背の高いシンビジュームという種類の花でした。
2008/11/30の画像です
シンビジュームといっても、その種類の中にも更に名前がついているらしく。
このシンビジュームは
『エンザン スプリング ハレルヤ』
2008/11/30の画像です。
と、いう名前が付いていました。
あまりにも神々しい名前で、とても美しく、本当にお祝い事!!!!
って、感じで。
頂いた時は、本当に感激したんですが。
会社から帰ってきて、アパートに置いたとき。
ひぃいいいい。こんなボロアパートで温暖管理もままならないのに
こんな高価な鉢植え、どうしようーーーー!!!
と、いうのが。
ホント。の気持ちでした。。。。
そして。
退職から、一週間後にはいよいよ引っ越し。
頂いたシンビジュームを、折らないように傷つけないように
気を遣い、気を遣い。
引っ越しを済ませました。
これが、そのときの引っ越ししたばかりの写真です。
2008/12/08の画像です
段ボールも、全く片づいてなく。
慌ただしい感じです。
そんな中に、華やかなシンビジュームの異様感。
でも、その引っ越しのさなか。まるで生まれたての赤ん坊を大事にしているような
そんな。気持ちが。
次第に、愛でる。という気持ちに変わっていくのを感じてきました。
引っ越しした不案内の土地。
なんにも片づかない部屋に、不似合いなシンビジュームの鉢植え。
この違和感が、引っ越ししたばかりの不安さにクロスして。
死なせないように、しなくちゃ。
と、いう気持ちに変わっていったのです。
とりあえず。はじめてのシンビジューム日記。今日から始めます。
続きは、また画像を整理してからアップします。