新刊本じゃないんだけど。




漫画家さんの名前も買ってから知ったし。


なんとなく、手にして。あらすじも読んだけど。


BL系には、ありがちぃーーなストーリーみたいな感じだし。


別に買わなくても良かったんだけど。


表紙絵も、それほどキター！感もなく。


ほんとに、買う気まったくなかったんだけど。


タイトルのせいか、うっかり買って。



買ったので、家に帰って読んでみたら。


これが、なぜかところどころ、わたしのツボをくすぐるテイストが


たくさん散りばめられていて。



純情で健気すぎる受けの青年と身勝手でオレ様な攻めの組み合わせって。


ホントはわたし、好きじゃないハズなんだけど。。。




思った以上に、良くて。


予想外に、面白くて。



あれ？もしかしてわたし。こうゆうの意外と好きなのかも？的な。



なんていうか。


わたし。あまり想像力とかないので。


普段は、コミックを読んでもBLCD化して欲しいなーとかって。



滅多に思わないのですが。



このコミックは、声でも聴いてみたいというか。



耳で、ストーリーを追ってみたいと。


思った作品でした。



なんでかというと。


受けの青年のキャラも、攻めの青年のキャラも予想外に


個性的でしっかりした感があって。


強い個性のキャラクターに、ものすごく惹かれるわたしには。


もう、なんていうか、もってこい！なコミックでした。


どっちのキャラも中途半端じゃなくて。


受けの子なんて、筋の通った純情ぶりが完全に振り切ってるし。


こんだけ男に操を立てる健気受けな純情キャラも、相当見たことないし。


オレ様な攻めの子は、普段は感情の起伏がない様子なのに。


えちぃの時になると、そーとー本気モードで可愛いがるし。


でも、終わると。


『俺、彼女いっからお前とは付き合う気ないし』的なことを普通に言うし。


なんだ、このオレ様な攻めは。。。。


と、思うんだけど。


ON/OFF時の感情の起伏の激しさが、なんかいいの。


で。電話越しで浮気した彼女に怒鳴りつけてるシーンとかの。


さっきまでベッドでやってた、えちぃの時と、人が違うみたいな怒号の激しさとか。


もーー。ううう。


このオレ様攻めの、声とか。マジでCDで聴いてみたい！！！！！ってくらい。


どっちのキャラもすごくツボなのよ。



で。ストーリーもいろいろ揉めたりくっついたり離れたりなんだかんだ、と。


目まぐるしくて、すごくいい。


この作家さんって。

キワだったキャラクターを振り分けて、きちんと描くのが上手いのだと思います。



もぅうううう。とにかく。


オレ様攻めのびりびりと激しく突き刺さるような怒号とか。


普段の時の沸点が低い声とか。


えちぃの時のしつこい攻めかたとか。


を。



今BLCD界でめざましく活躍してる某さんとか某さんとか某さんとかに。



演じて貰いたいのだわ。。。。



ので。


ああ、どっかの制作会社で今すぐこの広川和穂さんの『明日、雨は降らない』を


ドラマCD化して頂けないでしょうか・・・・・ね？？？？



どう。でしょうか。