昨夜、ほのぼの初恋物語だとすっかり勘違いして聴いていた『瞳をすまして』の
disc1の濃厚さに、乙女なわたしはびっくりして。
そのまま2枚目突入には腰が引けて夕べはそのまま寝てしまいました。
が。
一夜明けて。
disc2の収録時間を確認したところ。
またしても78分59秒。
二枚目もまだまだ新たに。てんこ盛り。
ま。でも。今夜は、気持ちも切り替えて。
これはBLCDという分野だから。BLCDというカテゴリの作品だから。
あれやこれやなことがあっても全然大丈夫。と。
自分自身の受け入れ態勢を整えて、しっかりと聴きました。
が。
更に二枚目は、登和が大変な目に遭ったり。過保護過ぎる兄貴との確執でぼろぼろに
なったりと、なんかもう。
健気だからこそ、一生懸命だからこそ。登和が可哀想で心配でたまらなかったよ。
最後のトラックまで。マジ、ほんと。
大学に入って、たくさんの人と知り合って、友達も増え恋もして。
自分の行動範囲が広くなればなるほど、いろんな人のいろんな気持ちを
知り、荒々しい心の内をぶつけられたりと、登和自身が今まで
体験したことのない状態に振り回されて彼の心が錯綜していく様は。
ああ、もううう。胸が痛かったです~。
そして、なんでこんなにも、じゅんじゅんは清楚で純真で無垢な青年の役が
上手いのだろうって。
ほんっとに、ああもうう。良すぎる。
良すぎて、アレのシーンなんて、登和の純真無垢さをそのまま失ってないので
鼻血でそうなくらい上手かった。
そして、なんでこんなにも、ゆうきゃんは血走ってがっついてる攻め役が
上手いのだろうって。
ほんっとに、ああもうう。あの鼻息の荒さと血走り感、良すぎる。
良すぎて、アレのシーンなんて、破瓜される登和の声と相まって
がっぷりと食らいついてる感が、荒々しい鼻息と優しくできない血迷ってる様に
顕れていて、鼻血でそうなくらい上手かった。
で。ですね。
このドラマCD。2枚全部聴き終わる頃には、正直リスナーも疲れますね。
なんでかっていうと。
サクサクと聴けないから。
なんていうか。制作側の熱い思いをひしひしと感じるので。
そう、もう、そこかしこに。
大勢のスタッフと演技者が、一生懸命作り上げてる大切さが伝わってくるので。
真剣に聴いちゃうのよ~。
会話が。すべて。ノートに書くとき。携帯のメールで書くとき。
そして、手話でのやりとりの時。
そして。思いが高ぶって登和が口頭で、言葉を発するとき。
その、いろいろな表現の方法を、すべてがリスナーの耳に伝わるように作られているので
マジ聴くのに、神経使いました(笑)
でも、最後はハッピーエンドで良かったですwww
特典フリートーク。
すごい真面目なトークが最後まで続いて、じゅんじゅんの言葉を連ねる聡明さにも
感心したのだけれど、その流れるような会話をクッションのように受けて
自分なりの解釈で詰まることなくレスポンスの応酬をしていくゆうきゃんの温度の低い
トークスタンスも、なんか。すごくよかったです。