ああ。今年の夏は、何回犬で泣かされるんだろう。
先日。リチャード・ギアの『HACHI 約束の犬』を劇場に観に行って。
ラストで、も~;;//号泣!してしまった大の犬スキーなわたしですが。
今日は。またしても。やられてしまいました・・・・
それは、この夏、話題の村上たかしさんの『星守る犬』というコミックスを
読んだからです。
このお話は、マジヤバイです。
切ないとかって、語るような話しではないです。
犬です。犬。すべては犬です。
号泣の源は、この犬の見返りを全く求めない限りない飼い主への『信頼』です。
そして。家族も失い、飼い犬以外のすべてをなくしてしまった男が
最期の際に、考えてあげたのは犬のことでした。
途中何回も泣いたけど、一番泣いたのは。
廃車の中で、息を引き取る時に、犬のために車のドアを開けてあげるシーンです。
自分が死んだら、犬はドアを開けられずに死んでしまうだろうから。
外に出られるように、男は最後の力でドアを開けてあげるのです。
泣いたーーー。
そして。この話しには続きがあって。
身元不明の遺体の側で、犬の白骨死体も発見されるのです。
この事後処理を担当した、福祉事務所に勤める男が
今度は、死んだ男と犬がたどってきた道を、様々な自分の過去に
思いを連ねながら車を走らせるのです。
自分の生きてきた道や、死んでしまった男のこと。その飼い犬のこと。
自分とは無関係なところで、生きている様々なひとたちのことを。
なんかねー。
当然のことだけど。この本を読んでいたら。
誰も、不幸になりたくて生きているひとは居ないんだよなあ・・・・って
当たり前のことだけど。
つくづく考えちゃいました。。。。
幸せになりたい。幸せになりたい。幸せになりたい。
そう願って、誰もがみんな生きている。
世の中の、みんなそう願って生きている。
このお話は、WEBアクションサイトで第1話のみ無料で見ることができます。
興味のある方は、立ち寄ってみてください★
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