遅い時間になったけど、なかなか娘と2人で昼間に映画館に行けなくなったので
今日は、突然思い立って。
わたしの大好きな旬くんの最新作映画『TAJOMARU』を観に行ってきました。
そして、そのまま今夜は夕食も食べてきました。
わたしの大好きなオムライス。
おいしいでしたー。
さて。
噂のTAJOMARUですが。
これって・・・・アレ?ギャグかコメディですか?って感じだったなあ。
もう、ツッコミドコロ満載どころか満作豊作すぎて。
もう、可笑しくてたまらんかった。
なんで、映画の羅生門にこだわって原作の芥川龍之介の藪の中を取り入れようと
したのか、さっぱりその意図がわからんです。
映画のリメイクならともかく、内容をすっかり変えてるので。
阿古姫を、そこまで愛し抜く直光(多襄丸)の心の支えが、まったくわからんかった。
すべてを捨てても一人の女を愛し抜くっていう設定が、壮大過ぎて
この映画の中では、中途半端で追いついてないわぁ・・・・・
また、懇意にしていた家来の桜丸に裏切られる設定はわかるけど。
桜丸が、恩義のある畠山家の兄弟を裏切るほどまでになった凄まじい経緯が
ざっくりカットしすぎていて、桜丸の気持ちを汲むことができなかったよー。
でもって。時代劇の劇場映画っていうより。
一年くらいやったテレビドラマの、総集編を観てるようでした。
あれ?ドラマをざっくり2時間でまとめちゃった?っていう感じ。
すべてにおいて、ざっくり感ありありな体で。。。
まあ、観た人は、たぶん全体的な構成が。
これって、映画的な構成じゃなくって。舞台でやるお芝居じゃねーの?
って思った筈。
演技も舞台を観てるようなオーバーリアクションばかりで。
迫真なリアルティのある劇場映画って感じじゃないのさーー。
舞台なら、これでもよかったと思うけど。
わたしら映画を観に行ってるのでーー。正直、この制作意図がわからん。
繰り返すけど、舞台の芝居なら。良かったのよ。
あの、奇妙なファンタジー的時代劇衣装とか、SF的な剣とか。
日本刀で戦ってるのに、なぜかフェンシング的な剣術とか。
あとさー。
最後に思いっきり、ぶち壊してくれるシーンがあるの!!!
もーー。ここ、腹抱えて笑いそうになったよーー!!!
最終的に桜丸と多襄丸が一対一で戦うんだけど。
桜丸をやっとの思いで倒すのね。
その時の、桜丸の今際の際の言葉に対し、答えた多襄丸のセリフ!!!
もーーーー!!ひどすぎるwwっっっっww!!(爆)
えええええ!?あんたが殺したうえに、そのセリフかっ!みたいな(爆)
まあ。つっこみドコロを探す為に観たいかたは、どうぞーー♪
でも。最後に。せっかくなので。ひとつだけ。
絶望に打ちひしがれた旬くんの頬を流れる透明な涙は、素敵でしたーーー。
ま。そんな、感じでしたかね。