お盆休み中に、録画されてたものを、今日。
たまたま観ました。
BS朝日のサタデーシアターで、放送された
1975年東映制作『新幹線大爆破』
この年代で有名な映画は『日本沈没』くらいしか知らなかったので。
つまんない映画だろうと、思って。
観たら。
けっこう名作、でした。
でも、わたし全く知らないし、夫も全然知らないって言ってます。
まったく有名じゃない映画なのに、出演俳優がこれでもか!
ってくらいの超豪華キャスト。
豪華すぎるキャストを観てるだけでも、満足感がありましたが。
内容も、70年代に流行ったパニック映画、スペクタル映画の流れを
汲んだ物語なんだけど、外国映画には絶対観られない犯人を準主役にしてる
ところが、ただのパニック映画ではなくて、人生ドラマ的背景があって
いろんな見方で、楽しめました。
あらすじをざっくり言うと。
東京発博多行きの新幹線こだま号に、爆弾が仕掛けられて
時速80キロ以下になると、爆発するという脅迫電話によって
1500人の客を乗せたまま、ノンストップで走り続けなくてはならなくなった
運転手の焦燥感と、警視庁と犯人との巧妙なやりとりとを描くお話です。
まるっきり。あのヒット映画:スピードと同じ内容。
でも、この新幹線大爆破は、今からなんと!!35年も前に制作された映画です。
どう見ても、あのヒット映画スピードは、これをパクってないか?みたいな?
感じアリアリなんですが。
しかも、日本映画のほうは、犯人に主点を置いて。
犯行に及んだ男の心情を深く追ってるので、人間ドラマ的見方もあって
一度で二度オイシイです。
犯人グループの描いていた計画が、想定外の出来事で少しずつ狂っていく様が
悲壮感があって、なんともいたたまれないのです。
で。
割と面白かったのに、なんで全く有名ではないの?
って思って。
ウィキしてみたら、
お!!実におもしろいーーーーーーーー!
裏話がわかりました!!!
ぇ??ホントに????
ほんとに、こんなことで、ヒットしなかったの~~~?
っていう、カナリ残念な経緯が読めて、
映画の内容とは、別な意味で悲哀を感じましたぁあ・・・
とにかく、35年前に制作されたんだ。って
思いながら観ると、けっこう内容が濃くて面白いことがわかると思います。
この夏、オススメしたい35年前に作られた日本のスペクタル映画です。
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