某レンタルショップで旧作なら８０円！ってことで。
最近いろいろ昔の映画を借りてます。

先日借りたDVD『サマータイムマシン・ブルース』
これ、わたし全然知らなかったんですが。
瑛太と樹里ちゃんって、のだめが最初の共演じゃなかったのね。

この『サマータイムマシン・ブルース』で、既に共演してたんだね。
けっこう共演率が高いのね、このふたり。

で。あらすじをざっくり言うと。
某大学SF研究会のぐうたら男子メンバーが
真夏の部室で、やっぱりぐうたらごろごろしていたら
そこへ、まさかのタイムマシンが突然出現して
びっくりしたぐうたらメンバーは、ホンモノかどうか
確かめようと、とりあえず昨日の時間へ戻ってみることに。。。。
そこから、タイムトラベルという超大型SF事象を
彼らだけにしか伝わらない小さな世界の小さなくだらない出来事に
してしまった、とにかく底抜けにあっけらんとした青春コメディです。

この映画の面白さは、タイムトラベルというSF映画だったら
大作ものになるのに、大学のぐうたら同好会の部室？の中だけでの
ハナシで展開してしまうという、びっくりするくらいの小さい世界
の物語。
だのに、見終わるまでがとにかく明るくて、なんだか可笑しくてたまらない
のに、ちょっぴり切ないカモ的な青春コメディなの。

全体的な映画の作り方が変わってます。
なんかね。まるで大学の映画制作同好会が大学祭で発表する為に作った
自主制作映画、っぽいの。
自主制作映画っぽくて、埃くさいザシザシっとした舌触りの粗さが
見ている人まで、一緒に作ったね！的な一体感とか高揚感とか、なんだか。
見ている内に、こう、、なんていうか、モリモリって沸いてきて。
妙に面白いです。

お盆も終わったのに、まだまだ終わりそうもない猛暑の連日。
そんな今年の夏に、外になんか出ないでエアコンの効いた部屋で
コーラを飲みながら、のんびり観たい方に。
絶対オススメの、一本です。