またも １０ｔ トラック？ 知らない この会社？？
私 車 運転中
また １０ｔトラックに 幅寄せされて でも この社名知らない
私の勤務していた会社ではない
運転手 あれ？ 女性だ 助手席に 園児くらいの 女の子？
あっ。 あいつだぁ
私が独身の時に 一時期 一緒にチーム組んでいた
ほとんど 天敵に近い存在
彼女の一発目の発生
「 なぁに 湿気たツラしてんじゃん！ 」
私 とぼける
「 あれ？ 久しぶり？ 」
彼女
「 んな とぼけるなよ 入院先 見に行ったやろ？
いい加減にしろよ そのハキのないツラ
こんなんじゃ いつまでも 私の足元にも 及ばないな
巨大 シリカゲルでも 運んでやろうか？
昔の お前に会いたいよ 」
って ･･･
言ってくれるよ この人は ・・・
まさしく その通り
子供が出来てから 私は 私を全面に押し出さないと決めて生きてきた
気付いたら 壊れかけた 私になっていた
あの頃の私は プレゼンを ほしいがまま 勝利していた
彼女とは いっつも意見が合わず
私が １ と言えば 彼女は ２ と言う
彼女が １０ と言えば 私は １００ と言う
お互い 腹の立つ奴と認識していた
でも いっつも チームは彼女と一緒だった
何故一緒なのかも お互い暗黙の中で認識していた
考え方の違う 彼女と私
お互い ぶつかりあうことで 相乗効果が生まれ
お互いの落ち度に お互いが槍を射す
なので プレゼンの前段階で お互いの企画書の穴が お互いで突付きあえる
同じチームだから 成せるワザ
プレゼンの時ならば ・・・
気付かない穴に 他社に追い討ちをかけられて
スルッと 契約 持って行かれちゃう
彼女は 離婚をして １０ｔ乗り回して 生きている
私は 守りに入りすぎている
相も変わらず 反比例な 生き方
どちらが いいのか
どちらが 正しいのか
どちらが 幸せなのか ・・・
そう いう 視点ではなく
彼女は 彼女の視点で しっかり歩んでいる
私は ・・・
迷いながら 手さぐり状態
少し あの頃の私を 呼び戻してみる？
でも ・・・
あの頃の私が 戻って来ちゃったら 現状維持 不能？
私 今は彼女に 完璧 敗退中
敗者復活戦と 行きましょうか？ っさ 進路決めなくては ・・・
そうそう トラックの中で 彼女の子供と三人
仲良く いっぱい食べた
新潟からの 帰りだって 彼女
来週は 広島だそうな
子供が 小学校に入る前に トラック降りて
定時勤務の職場 探すそうで ・・・
あれま 私 ・・・
これから 見つけるぞ～
にしても トラックの中の会話 かなり過激だったかも？
ちょっと 控えめだった私に 炎がつきそうかなっと ・・・
でも やっぱり 巨大シリカゲル 必要かなぁ？
あっ。この巨大シリカゲルって 想像できます？
本当は 食品に入っているシリカゲルなんだけど ・・・
彼女の言っているシリカゲルって
彼女自身のこと！
湿気た ツラした 私
いつでも 攻撃してやるぞ って
彼女は 私の湿気た 状態を 乾かす役目に立候補？
私が 彼女を 必要とした時は
いつでも 足運んでくるぞって ね
シリカゲル かぁ
粋なこと してくれるじゃん
ちょっと 闘争心？？
とりあえずは デビルな友人に 遊んでもらおうっと ・・・
