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2015.04.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今春は天気がグズつきやすく
地域によっては気温が低めに推移し
雹に見舞われたところもあった。

そうした天候不順のせいで
体調管理が難しくなっている。

雨降って地固まると言う言葉があるが
この時期
冷たい雨にたたられたりすると
農作物などの被害も深刻だろうし
体のほうも
自律神経のバランスが崩れ
大変になってくる。

どちら様も
体には十分気を付けて。

お体どうぞお大事に。


さて
そうした時期は
桜の開花の季節も重なっていた。


3月末に開花したソメイヨシノは
桜前線となって日本列島を北上し
日本列島を
淡いピンク色に染め上げて行った。


日本人にとって
桜の花は格別な存在である。

卒業や入学などの
別れやハレの門出に咲き出で
様々な新しい旅立ちの場に
寄り添うようにして咲き誇る。


満開の桜の風情は言うに及ばないが
ハラハラと花びらが散った後にも味わいが残り
感慨一入(ひとしお)だ。

散り落ちた無数の花びらが
まるでピンクの絨毯のように感じられ
見る者を一味違った趣きある世界に
優しくいざなってくれる。


花びら舞う桜並木の在り様も格別ながら
薄桃色のカーペットが敷き詰められた
風情ある道を歩む折り
大層心が慰められて
ああ日本に生まれて本当に良かったと
しみじみ嬉しく感じられて来る。

心がホッコリと温かくなるようである。


ライトアップされた
妖艶な夜桜の風情もよし。

雨にうたれて咲く桜の姿も愛おしく
たおやかで非常に美しいと思う。


そうした桜達も
春の雨に濡れ
次第に消え
姿がなくなっていった。

路上に散り落ちた花びらは
降りしきる雨に流されて
いつしか見えなくなった。

葉桜へと姿を変える
一連の桜の変身に
アッパレ見事と感心すること
しきりであった。


今春は
3月31日
4月6日の2回
親孝行の花見が叶った。

実家の両親を車に乗せ
桜並木に連れ出しては
満開桜のお花見スポットを
楽しく観賞することが出来た。

両日ともに天候に恵まれ
風もなく暖かな日で有難かった。

いい思い出になったように思う。

父は
新しく購入したカメラ片手に
満開の桜をバックに
愛妻と娘を何枚も撮り
上機嫌だった。

1回目の花見が行なわれた3月末の折りには
桜を眺めながらお弁当を広げた後
母の希望でサーティーワンアイスクリームにも寄れた。

そのサーティーワンのお店は
大きな書店の一角にあり
テーブルや椅子も備え付けられていた。

大層暖かないい日で
父はダブルに乗った冷たいアイスを食べ終わると
そそくさと書店の中で本を物色
書物を購入していた。

母娘のほうは
随分と久しぶりのサーティーワンアイスに
ややはしゃぎ気味の様子で
2人して女子高生気分に浸り
かなりハイテンションであったように思う。

いずれにせよ
楽しいひと時を味わえ満足だった。

綺麗な桜を今年も味わい
眺めることが出来たことで
両親共に嬉しそうであった。

父は昨年の花見同様
撮影した写真を大きく引き伸ばし
フレームを付けて
プレゼントしてくれるであろう。


他にも
前回のブログから今回のブログまでの期間には
実に様々なことがあった。

息子や自身
実弟や友人達の誕生日があり
夜桜乱舞の舞いの披露
(交通機関を一時ストップさせて
大通りをチームごとに
同じ振り付けでダンスに興じる
ジャズダンスハイアップバージョンの舞い)
があった。

掛け声を掛け合いながら踊るのは
本当に気持ちのいいものだった。


そうそう
春の選抜高校野球では
母校の野球部が
甲子園に出場。

三回戦まで進出した。

そうしたお蔭で
同窓生らも数多くの人が
甲子園球場まで出向き
熱心に応援
親睦を深めた。

同窓生達の中には
子供が結婚し
新しく家族が増えた人もいた。

「お嫁さんもらうのもいいものだよ。
自分の娘も可愛いけれど
お嫁さんも娘同様可愛くて
家族が増えて
いいものだなあと感じるよ。」

吐露してくれた男性(ひと)がいた。

また
「モスクワ大学に今年
娘が留学してね。
下の息子の方は今春
浪人決定。
毎年15人程度
東大合格者を出す高校なんだけど
今年は33人受かってね。」
などと
近況を教えてくれたひともいた。

皆いろいろと
大変なんだなあ
優秀で凄いなあと
様々に
感銘を受けた期間でもあった。

ペルーへ
大手商社マンの息子夫婦を
送り出したひと。

ジャカルタでずっと1人暮らし
パートナーの愛妻は東京で生活
年に数回しか会わないけど
仲良しディンクス夫婦
その夫である彼も
元東大生であった。

2年間のエクアドル単身赴任生活を終え
地元に帰還した
スペイン語に堪能な
冒険好きなひと

30年間も音信不通だった高校時代の親友と
ネットを通じて交信がつき
シンガポールに暮らしていたことが判明し
大いに喜んでいたひと
などなど
様々に趣き深かった。


国際語である英語は
既に必需品なのだと再確認できた
貴重な期間でもあったように思う。


資源が乏しい我が国は
貿易を通し
日常生活を営んでいる。

そういったことが実感出来た
感慨深い期間だったようだ。


健康第一。

そう思う。

が更に
自分の好きな趣味を持つことの素晴らしさも
同時に心嬉しく感じている。


身近に
茶道を習う知人もいるが
教育テレビの番組で
春の茶事を勉強。

茶の湯(茶会)が醸し出す
優雅でたおやか
はんなりとした所作の中に覗く
繊細な心配りに
改めて感動を覚えた。

強くたくましい
凛とした強靭な精神の中に
優しい心遣いの有り様が見て取れて
本当に勉強になった。


1例として
立礼のお点前を挙げてみると
お抹茶を頂く折りには
まず
右隣りの客に対し心配りをし
運ばれてきたお茶碗を
やや右前方に置き直す。

そして
右隣りの客に向かって軽く会釈し
「お相伴致します。」
と挨拶をする。

次に
お茶碗を
やや左側に置き直し
左側の席にいる人(先生)にも
「お先に頂戴致します。」
と同じく
挨拶するのである。

そして最後に
前方を見
軽く頭を下げ
お茶を点ててくれた茶会の亭主に対しても
「お点前頂戴致します。」
と述べる。

そうしたのち
器を回して
飲み口になる部分を探し
味わいながら口に含むのだ。


お茶を頂くまでの一連の動作の中に
日本人ならではの
事細かな優しい心遣いが見て取れて
感心しきりで見とれていた。


茶道は
我が国が世界に誇る
1つの礼儀形式である。

こうした素晴らしい礼儀作法を
小学校などの義務教育の場でも取り上げ
大いに取り入れて活用していけば
随分と優しい
思いやりのある子が育つような気がする。


健康である為には
栄養のバランスや
適度の運動が不可欠ではあるが
日々
感謝の思いを持ち
謙虚さや優しい心遣いを忘れずに
笑顔を大切にして明るく暮らしたいものだと
つくづく感ずるようである。





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Last updated  2015.04.19 17:42:08
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