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2006年10月29日
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テーマ:中国情報(413)
カテゴリ:中国のニュース
人民日報
『竹棒で叩かれ足が痣だらけ』

5歳の少年、謝浩君が国語の宿題をしなかったとして、
教師が小指大の竹棒で両足がどす黒くなるまで叩いた。
浩君は足に怪我を負っただけでなく、精神的に大きな傷を負ってしまった。
浩君はもう学校で勉強したくないという・・・。

昨日(23日)、浩君の両親は学校まで問題解決に出かけたが、
予想外にも教師側の「硬骨」な拒絶を受ける羽目になった。
そこで、警察の助けのもとで、やっと教師との”面談”の機会を得られたのである。

宿題をしなかった5歳の少年に暴行を振るう

今年9月1日、あと4ヶ月で6歳になる謝浩君は土橋にある成都市金牛区藍天学校に入学し、1年4組の生徒になった。
10月19日午後の国語の時間、浩君が宿題を終わらせていなかったことから、
24歳の国語教師:徐麗英が机の上の小指大の竹棒を握り、クラスメートの目の前で浩君の両足を激しく叩き、
浩君の細い両足は次第に色が変わっていった。浩君は目に涙をためつつも、我慢していたという・・・。

すでに4日が経過しているものの、依然怒りと子供を思う辛さを堪えきれない母親の倪玉紅さんは言う。
「初めは先生がただ罰の示しをつけるだけなのかと思っていたが、ちょっと子供の足を見てみて驚いた:
 息子の両足全体がどす黒くなっているではないか!と。」
その日の夜、母親は子供をつれて校長の所へ出向いた。
学校側はすぐに、この件に関して調査を進める、と言い、彼女たちに再度月曜日に学校で会い、
当事者である教師との話し合いを約束した。

浩君の父親:謝孝永さんも同様に憤慨が収まらずに言う。
「私も息子がいたずらであることは知っている。家でも疲れるっていったらありゃしない。
 しかし、なにもそんなにひどく叩くことはないじゃないか!
 その上、今日までずっと妻にも私にも連絡のひとつもなければ、すみませんの一言もない。」

先生が怖くてもう学校には行きたくない

10月20日、浩君の両足はぷっくり腫上がっていた。浩君はいつも通りに朝早くに起きて学校に行くことはなく、
起き上がることさえも苦痛であった。浩君は先生が怖くてもう学校では勉強したくないと言う。母親は心を鬼にして
息子を起こし、学校まで自ら送って行った。

息子を教室まで送った後、母親は自分の妹と一緒に教室の入り口前で徐先生を待っていた。
徐先生が来て、母親はどうして自分の息子を叩いたのかと尋ねた。
すると浩君が宿題をしてきていないからだと言う。
「あの時の先生のどうでもいいような態度に腹が立った。私が彼女に『息子の叩かれた箇所を見たか?』というと、
 彼女は『見たことなんかない!』さらには『もし私が不満であればクラス替えしてもいいんですよ。』と言ってきた。」
父親の強い要望から、学校は浩君を病院に検査させに行った。
「先生は、今のところ骨には問題はないが、靭帯の大部分が傷を負っていると言った。」

教師が子供を突発的に叩いたことを認める

浩君一家は楽至から成都に商売をしにきた農民一家である。
成都には特に挙げる親戚もないが、子供の主張を通そうと、昨日、
両夫妻は浩君を連れて成都得邦女子権利保護センターに助けを求めに出向いた。

午前10時過ぎ、記者が同権利保護センターの職員と浩君を連れた両親と共に藍天学校に訪れた。
この学校は建ってから一年そこそこしか経っていない新しい民間の9年制校で、学生は1000人ちょっと。
多くの生徒が出稼ぎ農民の子供である。

学校の汪清兵理事長が一同と面会し、記者に伝えた。
事件発生後、学校はこの件に関して徐麗英を調査した。
「徐麗英は子供を叩いたことを認め、あの時は突発的に叩いてしまったのだ
 と彼女は述べている。」
学校は常々教師に対し、子供に体罰を加えてはならないと言っている。
徐先生は今年9月に国語の先生として招聘されてきたばかり。まだ3ヶ月の試用期間が経っていない
にも関わらずこのようなことを起こして、学校は厳粛な処理をしないはずがない。と理事長。
「このような行動をする人は教師には向いていない、ここに残ることは不可能だ。」

中国ではまだ教師側の生徒に対する体罰が問題になっていますが、
日本はもっと怖い・・・。
校内暴力に教師に対する暴力が目立つ。
小学校の校内暴力。対教師が38%増加

今の先生って本当に大変なんですよね。
親とPTAと学校にひどい事やられたり、安月給だったり。
夢を抱いて先生になって、ちょっと生徒に注意したら集団暴力にあった、なんて
話も聞きます。かわいそう。。





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最終更新日  2006年10月29日 15時34分39秒
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