気ままにＤＩＡＲＹ

家計と国の予算は違うけど

たとえば家計が苦しいとする。

節約や無駄の見直しをしてなんとかしようと思う。

無駄なものの中には本当に無駄なものと

無駄なようだけど生活の潤いのために必要なものがある。

洋服も欲しいものをどんどん買うのは無駄だし贅沢だけど

たまにはちょっとおしゃれをして気分アップしたい時だってある。

映画だって見なくたっていいけど、見れば明日からちょっと違った視点を持つことが

出来るようになるかもしれない。

家族みんなが理解してくれて、一緒に節約出来れば一番いいけど

我が家の場合、どうもそうはいかず結局我慢するのは私で、

電気や水道のことをがみがみ言ってるのは私だけ、で結果、嫌がられる。

必要な節約はするけど、そればっかりじゃシンドイ。多少の楽しみがなくっちゃ

損な役。

楽しみながらとは言わないまでも、みんなで自然に節約出来れば一番だけど

節約によってギスギスしちゃうのはイヤ。

だから、支出を減らすだけじゃなくて、なんとか収入を増やせないかって考える。

今のまま頑張っていったって、教育費はこれからもまだ数年間は増えて行くし、

長男の食欲も止まりそうにない。

そうなればもう少し働き方を変えてくとか、主人に生活費の交渉をして見るとか

そういう方法をとる方法もある。

家計を維持するために節約ばっかりじゃストレスだもの、

少し生活を楽しむために工夫をしていきたい。

日本だって、この先の人口推移を考えれば

医療や福祉の予算は増える一方でしょう。

高齢化が進む中で今のままの保障がふさわしいとも限らないし、

どんな形の社会保障が望ましくて出来るのか・・・ちゃんと考えたほうがいい時期です。

それにしても、どうしたって税収は足りそうもない。

無駄を削る！！と言ってた「仕分け」だって、実際どれだけの成果があったの？

仕分けたはずのものがゾンビになって戻ってきてるっていうのも聞くし

やっぱり１位じゃなきゃダメなものもあるし、スポーツ振興が活気ある社会を

作り、元気づけてる現実もある。

この２年間、言ってた割に予算を削ることなんてできなくて

気づけば歳出はさらに増えているじゃない。

無駄はなくして欲しいけど、何をするにもそれが済んでから、

まずはそれをしてからなんて言ってどんどん先送りしてたら、

子どもや孫の世代にますますものすごい借金を残すことになっちゃうんじゃない？

確かに今の暮らしだって厳しいけど、おいしいことだけ言って

まだまだ無駄があります！なんて言って、社会保障一体改革でなきゃダメだ！

なんて言ってるうちに、どんどん高齢化は進んでいく。

できれば早めに準備をしておきたい。

先送りしない政治。停滞感をぬぐうため何か動き出した実感が欲しい。

正直、主婦としてはあげて欲しくない！

けど全体のことを考えるなら、已む無しかなぁと思う。

でも、社会保障改革が進まないまま先行して増税するというのなら

なおさら私たちはその使い道に厳しい目を持って、声をあげて行かなきゃ

いけないんだと思う。