続・カッパの卵
志木駅前のカッパの卵が置かれたのは、2010年10月12日らしい・・・石の割れ目にカッパのカップル 志木駅前に石像寄贈(2010年10月21日)大きな石の割れ目の中をのぞくと、カッパが仲むつまじく語り合う――。そんな石像が、志木市の東武東上線志木駅東口にお目見えした。彫刻家で、石材店を営む内田栄信さん(69)が彫り、市に贈った。新たな待ち合わせ場所として親しまれそうだ。志木駅東口の交番前。直径1メートル超、高さ約90センチの巨大な石の塊が置かれたのは12日。足を止めて見入る駅の利用客や家族連れも少なくない。石の割れ目から中をのぞくと、愛らしい顔をしたカッパ2体が顔を近づけている。カッパは身長60センチ。玉石は卵形をした石を真っ二つに割り、中をくり抜いた。内田さんによると、総重量は約900キロ。「市制施行40周年の記念に、市内のどこかに置いてもらえたら」と昨冬から彫り始めた。カッパの名前はまだないが、テーマは、男女が小声で楽しく語り合うさまを意味する四字熟語「喋喋喃喃(ちょうちょうなんなん)」だ。志木市は新河岸川、柳瀬川、荒川が流れ、江戸から大正にかけて、舟運の街として栄えた「川の街」。それだけに、カッパの伝説や民話も数多い。伝説の舞台の一つ、宝幢寺(ほうどうじ=柏町1丁目)には、地元有志が納めた、魚を手にしたカッパ像もある。内田さんは現職の市教育委員会委員長で大の子ども好き。「子どもたちが泥を塗ったりして遊んでくれたら」と約18年前から趣味でカッパ像を彫り始め、今回の2体を含め19体を市などに贈ってきた。すべてに「愛ちゃん」「番太郎」などの愛称がついている。 「『喋喋喃喃』の2体は見る人によって、きょうだいにも、友達同士にも、恋人にも見える。ただ見るだけでなく直接触れて」と内田さんは話している。(加藤真太郎)出典:asahi.com(http://mytown.asahi.com/areanews/saitama/TKY201010200472.html)ちなみに、志木市のサイトには市内カッパめぐりというコーナーがある。