カテゴリ:公務員
今日は林業部門の担当者会議が終日あったために
2週間ぶり位にYシャツ姿で出かけました。 「ざっくばらんな話をしたいと思います」 なんていう県の担当者の言葉を鵜呑みにして いろいろ素朴な疑問や改正すべき点を発言したら “何でそんなことを言うんだ!”みたいな感じの雰囲気(分かります?^^) で「それはまた別の機会に…」なんて言ってきて。 あまりにもアタマにきたから 「その機会がこの担当者会議でしょ?」 って言って、お昼になって終わろうとする 彼らにケンカ売ってバトルしてきました。 ほんと自分は公務員っていう職業には向いていないと感じた瞬間でした 先日、昨年お世話になった北海道のニセコ町の片山さんという方が わざわざ講演しにわが町に来てくれて、 身に余るような講演をしていってくれました。 彼は超がつくほどエネルギッシュな人で、 全国のあらゆる分野に精通している方なのですが、 ニセコに行ったときには夜中まで付き合ってくれて 熱く、熱く、住民自治、国の役割、住民の意識、 仕事の考え方などを切々と語ってくれましたが ほんとに何を聞いても感動するものでした。 彼が命を預けて共に仕事をした逢坂誠二さんとは とにかく物凄くありえないようなバイタリティの持ち主で 35歳という全国最年少にしてニセコの町長になり 10年間余り、ワタシたちの業界では 考えられないような成果を残して、現在は衆議院議員となって 国政のために尽力を尽くしているそうです。 町長をやっていた10年間は毎朝5時代には役場に出勤し 全職員宛にメールを打ち思いを共有すべく発信し続けたようです。 彼は、「制度が悪かったら制度を変えればいい。」 「そのためには自ら霞ケ町の役人に訴えて変えればいい。」 そういって足を運び様々な制度を改正する影の功労者だったようです。 現在何気なく受けているサービスはこういう人の働きかけで 変わっているのかもしれません。 (官僚の壁は相当高く、相当厚いということでしたが…) なんか今日はマジメな話ばっかりですいません。 公務員は年功序列で給料は保証され、 一歩外にでれば批判にさらされる…そんな生活の毎日ですが スウェーデンにおいては、 国などの公務において行う事業や納税などについて 一切というほど不平不満がないそうです、 消費税が何十パーセントもとられてさえしても。 それは国が国民に「ウソ」をつかないからだそうです。 年金についても、数種類のパターンで試算し、通知することによって 安心して払ってもらう、そんなあたり前のことをしているだけなんですけどね。 ワタシは天引きされるので払いたくないと言ってもムリですが、 自営業だったら間違いなく年金なんて払わないと思います。 それは国やお役所というものが信頼できないからであり この国自体が隠蔽体質にあるからだと思います。 先のニセコ町は情報公開における手続きを踏まなくとも 個人情報以外はその場で見ることができ知ることができます。 どんな会議も原則公開で朝のミーティングまで聞くことができます。 (大切なのは聞けることではなくて、聞くことができるということ 自体が大切なんでしょうねえ) 丸裸にすることで信頼を得、それを原動力にして そこの住民のために働く、そんな自治のあり方を目の当たりにして ほんと目からウロコ状態で帰ってきました。 わが町の現状を見るとガッカリする部分がはるかに多いのですが 前に書いた片山さん曰く「これだけの資源や文化がもったいないしうらやましい」 ワタシたちはあまりにも当たり前にある資源や文化、つながりなんかを 過小評価しているのかもしれません。 西川キヨシではないですが、小さなことからコツコツと できることから頑張ってみたい、そう思った1日でした。 長ーーい文章ご清読ありがとうございました^^@ PS 写真なしだと変な感じがしますが…。 明日は都会から民泊体験でわが町に来る人と一緒に 炭焼き体験をして、そば打ち体験をします^^@ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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