カテゴリ:漫画
【注意】この日記には、1巻のストーリーに対し、ちょっとネタバレ的要素が含まれています。2巻のストーリー自体には触れない様に書いてありますが、新鮮な気持ちで読まれたい場合以降は読まない方がいいです。
彼等は人間以上に人間している。 「PLUTO」を読んだ時、いつもそう思う。 作者は浦沢直樹氏は、ロボットを題材にしたマンガのなかで、ロボットを主役とした人間ドラマを描いている。 だから泣ける。 第1巻では、ノース2号のくだりで涙を流した。 主人と執事の関係、それは人間とロボットの関係なのだが、その関係は人と人の結びつき以上に強い絆、そして想いが感じられた。 そして第2巻では・・・・ あるロボットの話でやっぱり目頭が熱くなった。 彼の本当の心、本当に大切な物を知る事になるのだが、そのくだりを読むと胸が締めつけられる思いがする。 出勤途中の電車の中で、涙がこぼれ落ちないようにするのは大変だった。 第1巻の最後は、アトムの登場で終わったが、この第2巻でもあるキャラクターの登場で終わる。誰もが知っているキャラだ。この物語ではストーリー上とても重要なキャラの一人だ。今後の活躍が愉しみだ。 3巻は、また7ヶ月先になるのかな。 浦沢版「地上最大のロボット【PLUTO】」今、私が一番オススメのマンガだ。 ■余談■ 【手塚治虫の原作「地上最大のロボット」は読むべきか?】 私は読むべきだって思う。(あくまでも個人的意見です。) 例えば、歴史上の人物の話というのは、誰でも知っている事が多いけど、演出の仕方で面白くなったりつまらなくなったりする。 浦沢氏の演出はもちろん前者で、第1級の演出家だと思う。 あえて言うなら、ストーリーを2時間の映画にまとめたのが手塚氏の原作で、それを連続ドラマに仕立てたのが浦沢氏の「PLUTO」という感じだろうか? 手塚氏の原作でストーリー自体に感動し、浦沢氏の「PLUTO」でより深みにはまると云うのも一つの読み方だと思う。 PLUTO 01 【通常版】550円 PLUTO 01 【豪華版】1800円(手塚治虫の原作収録) PLUTO 02 【通常版】550円 PLUTO 02 【豪華版】1,500円(キャラクターシール付き) 鉄腕アトム 7巻 講談社漫画文庫651円(「地上最大のロボット」収録巻) 浦沢直樹の本 手塚治虫の本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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