カテゴリ:魂のお話☆
初めからお腹にいたであろう赤ちゃんに、
思いを馳せる日がありながらも、前向きに新しい赤ちゃんに気持ちを切り替えようと思っていた、 ある日の事です。 自宅のソファーに座っていると、 突然、椿の子供として夢に出て来た男の子が現れました。 霊としてではなく、完全にこの世の肉体を持っている状態です。 男の子は椿に抱きつくと、 「ママ、僕はもう行かなきゃいけないんだ。 だから、さよならを言いに来たよ」 「どっ、どういう事!!ママがあなたを嫌だと思ってしまったからなの!! ごめんなさい!!ごめんなさい!!ママはあなたでいいの!! 違うわ!!あなたがいいのよ!!行かないで!!ごめんなさい。ごめんなさい。」 椿は泣きながら男の子を抱きしめて伝えました。子供らしい温かな体でした。 「違うよ!!ママのせいじゃないんだ!!初めから決まっていたんだ」 「行かないで……」椿は涙が止まりません。 「ママ大好きだよ。」と男の子は椿にキスをすると、 椿から離れて、どこかへ行こうとしています。 「何処に行くの!!行かないで!!」と椿は泣き叫びます。 「ママにも分かる時がくるよ」と言うと男の子は去って行きました。(消えてしまったのです。) 男の子が消えてしまった後、椿は数時間泣き続けました。 頬にはキスの感触が残っていました。 その後も心が痛くてしかたがありません。 心に穴があいてしまったように放心状態が続きます。 それでも、現実的には椿のお腹には赤ちゃんが今この瞬間にも宿っていました。 何が起きたのか椿には理解が出来ません。 ただただ悲しみがあるのみです。 そうして、次に入った魂が正式に椿の子供として生まれてきたのです。 最後の魂に関しては、エネルギーを見る余裕など何もありませんでした。 頭も心もパニック状態です。 最後の魂に関しては、入ったと思ったらすぐに出産という形になったのです。 予定よりも一ヶ月早く生まれて来た魂(今の我が子)に関しては、 妊娠中だけのお話で言えば、あまり馴染みはありませんでした。 人生とは不思議なものです。 生命の神秘とは、解読など出来ないのかもしれません。 今までは………。 ☆Facebookページ開設しました。 いつも応援クリックを本当にありがとうございます。 この記事を多くの方に読んで頂きたいと切に願っております。 ご賛同いただけましたらご協力をお願い申し上げます。 精神世界ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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