カテゴリ:メッセージ
どこにでもある本当に怖いお話しです。
ある40代の男性は仕事も「それなり」にちゃんとして、 人間関係もそれなりにちゃんとして、 家庭生活もそれなりちゃんとしていました。 「それなり」に性格も良く、 「それなり」に賢くもありました。 全てにおいて「それなり」にでしかありませんので、 それなりの問題も常に抱えていました。 ですが、それもまた「それなりにスル-」出来ています。 本人曰く、「それなりに大人」だからです。 そんな彼が「それなり」に出来ない事が1つだけありました。 「それなりの彼」は両親と話す時だけ反抗期の中学生のようになるのです。 幼稚に威張ったり、ムスッとして話さない、思春期真っ只中の中学生。 「それなりの彼」的には、 それなりに両親と仲良くして大切にしていると思っていますが、 はたから見れば完全に中学生です。 ご両親もまた「それなりの我が子」に対して、 思春期の中学生のように扱っています。 時に子供に対して自分勝手に怒ってみたり、時に気を使いすぎたりと、 それはそれは世にも奇妙な関係でした。 そうとは言え、親は子が大好きで、子も親が大好きでした。 これと言った子供時代の親との関係において 闇があるわけでもありませんでしたので、(情の奥深くに隠された深い闇はありますよ。) 「それなりの彼」がそれなりに出来ない事がとても不思議でしたが、 理由は単純でした。 彼は子供の頃、親が強く望んだ中学受験に成功し親を喜ばせましたが、 それ以降は親が望んだことを成し遂げる事が出来なかったのです。 その為、親を喜ばす事が出来ていた中学時代で 時が止まってしまったのです。 これぞまさしく「時が止まったままの人」と言うのです。 彼の時は止まったままですが、それでも時は進みます。 結婚し、夫となり父となる。 社会的にも大人としての経験をしていくのです。 (それを経験とは言えないのですが・・・。人間は経験していると思いこんでいます。 時間に翻弄されているだけの事なのですけどね。 見た目も老けていきますしね・・。 そして、まともな親風を装う事は出来ますが、 現実には中学生レベルの子育てしか出来ないのが現状です。 そして中学生レベルの夫婦関係。人間関係。 全てにおいて、それなりに大人風に装う事が出来ているだけであって 現実の中身は中学生で止まったままなのです。) 「それなりの彼」が「中年中学生」になってしまう理由は単純だったのです。 単純だったのですが、それを解消するのは難関なのです。 まずは、それを認める事から始めないといけないのですから・・・。 自分が中学生で止まったままだなんて、 誰が、それを認める事が出来るのでしょうか? でも必ず認めなければならないのです。 それよりも先に、 親が悪かったのだと認めるとおかしな方向へ進んでしまいます。 親を許します。って頑張っても本当の意味では許す事が出来ません。 まずは自分が中学生で止まってしまったと言う、 自分の闇を見る事のほうが先決なのです。 実は、その闇には親が関係しているようで関係していないのです。 自分の闇を炙り出すキッカケでしかないのです。 その闇を誰のせいにする事無く認める事から、 親との関係の修復が始まるのです。 親には親の闇がありますが、自分の闇を解消してからでなければ 親の闇に介入など出来ないのです。 親子関係の修復は、自分自身の闇の解消にかかっているのです。 時が止まったままの方は、 「それなり人間」になりがちです。 それなりって中途半端って事です。 それなりに大人? そんな大人はいらね-よ。って子供たちは思うでしょうね。 中年中学生も中年少女もいりません。 だって気持ち悪いでしょう? 椿♪ ☆もし、自分が親であるのなら、子供よりも先に闇を見つけなきゃダメです。 それが親となった責任です。責任放棄は絶対にいけません。 クリックの応援を頂けると大変嬉しいです。 にほんブログ村 -------------------------------- 精神世界ランキング -------------------------------- 人気ブログランキングへ ☆お問い合わせはこちらまで earthone2014@yahoo.co.jp 携帯のメールからお問い合わせ頂くと、こちらからメールが届かない場合がございますので、予めご了承ください。パソコンのメールからお問い合わせ頂くか、携帯の設定をご確認くださいますよう、お願い申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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