タミヤグランプリで使ったタミヤF103GTについて
タミヤグランプリイン愛知で使用したタミヤF103GTシャーシについて今日は書きます。このシャーシは、今年の5月に鈴鹿サーキットで開催されたタミヤグランプリで使用したシャーシなんです。このときの状態から、ボディとタイヤ、それにTバーを変更しています。ボディは、クラージュのワンメイクですから、当然このボディです。タイヤは、指定がなかったので、名古屋港で僕が一番グリップすると思っているM2スリックを使いました。Tバーについては、標準のものからソフトTバーに変更しました。タイヤなんですが、参加者の中には前後で違うタイヤを履いて走らせている方がいました。おそらくベストな組み合わせを見つけることができたなら、前後違うタイヤの方がいい結果が出るかもしれません。僕も今後、いろいろと試してみたいと思いますが、僕の場合、地元サーキットでも前後同じタイヤで走っていて、特に問題がないので、今回は前後M2スリックで走りました。そして、Tバーなんですが、鈴鹿サーキットでは標準のTバーを使いました。そのときに、路面に凸凹がある所で、RCカーが跳ねてしまって挙動が安定しなかったので、ソフトTバーを試してみたんです。そうしたらリアの跳ねが少なくなって、路面の凸凹に強くなったんです。名古屋港はタイル路面なんですが、そのタイルが浮き上がっている部分があって、そこでRCカーが跳ねることがあります。跳ねるどころか、中には飛んでしまうRCカーもあるくらいです。このような状態なので、ソフトTバーを使うことにしました。このソフトTバーですが、ハイグリップなタイヤや路面のときには、インリフトが起きてしまうことがありますので、万能とはいえません。その場合は、標準のTバーの方が切れのあるコーナリングができます。以上が、F103GTに対して鈴鹿仕様(?)から変更した部分です。僕が思っている一番重要なポイントを最後に書いておこうと思います。F103GTのレースは、パワー勝負にはならないということです。僕は、わざとパワーを落とすようなことをしています。モーターは、ツーリングカーで使い込んだ古いものをあえて使っています。また、バッテリーもRC1700SPやRC1400SPなどザップドのバッテリーより穏やかな特性のものを選んで使いました。これでも、予選では上位に入ることのできるタイムが出ています。スムーズなドライビングをすればいいタイムは、ちゃんと出ると思います。無駄なパワーは、いいタイムを出すためには不要だと思います。ツーリングカーも実はそうなんですけど、パワーの差が大きいと、どうしようもないことがあるんです。パワー競争に嫌気がさしている方には、ぜひF103GTのレースを体験してみてほしいです。新しい発見があると思います。では、またタミヤ F103GTシャーシキット【送料無料】