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カテゴリ:テレビ番組に関する日記
今夜はテレビ番組「素敵な宇宙船地球号」をみました。
「外来種は警告するVol.6 大都会の侵入者を捕獲せよ!! 」というタイトルがついていました。 外来魚のことも取り上げられるということだったので観てみたんです。 僕が釣りの対象魚としているブラックバスが外来魚ということもあって興味があったんです。 でも、こういう内容の番組を観るかどうかは、いつも迷うところです。 ブラックバスについて間違った表現や大袈裟で恐怖心をあおるような表現があったりすることが多く、そんな内容だと憤りを感じてしまうことがあるんですよね ところが今回、「外来魚の代表格」のようなブラックバスについては一切触れていませんでした。 珍しいこともあるものです。 ブラックバスのことをよく知る人たちから間違いを指摘されるのが嫌だったのかな? (^^; まあたぶん、ブラックバスよりインパクトのあるアリゲーターガーのことが取材できたということで必要なかったのかもしれません。 これは僕の憶測ですが...(^^; それでもアリゲーターガーをよく知るからすると、おかしな表現が多かったのではないかと思いますが、どうなんでしょうか? 「獰猛な肉食魚」というイメージで伝えられていたように思うのですが、たぶんそれほど獰猛ではないと思います。 ワニに似た外観を見るとそう思うかもしれませんが、どうやら本来は臆病な魚のようです。 アリゲーターガーが人間を襲うなんてことはないようです。 捕獲するときに怪我をするかもしれませんが、それは「人間がアリゲーターガーを襲った」のであって「アリゲーターガーが人間を襲った」のではないです。 巨大で恐ろしい外観の魚が近所の川にいたら、捕獲してほしいと思うのもわかりますが、人間に危害を与えているかのような表現はどうかと思います。 番組内では、ハッキリと表現はされていなかったですけどね 番組で取り上げられていた多摩川には、熱帯の魚が生息しているそうです。 その中で繁殖している種族がどれほどいるかはわかりませんが、熱帯の魚が生息できている原因としては水温が高いということがあるそうです。 アリゲーターガーも10℃を下回る水温では生息しにくいようです。 では、なぜ水温が高いのかといえば、工場の温排水などの影響があるようです。 よくある話ですね 外来魚が生息しやすい環境を人間が与えているといえると思います。 ペットとして手に入れた外来魚を放流するのはいけないことと思いますが、外来魚よりも在来魚に適していたはずの環境を変えているのは外来魚ではなく人間です。 そのことを忘れてはいけないと感じます。 今回のこの番組をみて、またさらにこのことを強く思うようになりました。 こういう内容のブログ記事を書くと、ついつい長文になってしまいます。 これぐらいにしておきます。 では、また 魔魚狩り ブラックバスがいじめられるホントの理由 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.08 01:07:01
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