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カテゴリ:晴れ映画です。
監督 ビル・コンドン Cast ジェイミー・フォックス 、ビヨンセ・ノウルズ 、エディ・マーフィ 、ジェニファー・ハドソンほか 60~70年代のモータウンサウンド隆盛期を背景に、 お金を得るために歌う道を選んだ女性歌手3人組の成功と挫折の物語。 この映画は誰を主役として見るかによって印象が変わる。 とはいえ、クレジット1番手のジェイミー・フォックスか ビヨンセかジェニファー・ハドソンの3択にはなると思うけれど ジェイミー・フォックス演じるカーティスを中心に見た場合、 見せ掛けの“成功”を追うばかりに、本当に大切なものを失っていく物語となる。 ビヨンセ演じるディーナを中心として見た場合、 スターとしての成功を手に入れる代わりに、自分らしさを失っていく苦悩と葛藤する物語となる。 ジェニファー・ハドソン演じるエフィーを中心として見た場合、 過信した実力とプライドによって仲間を失い、挫折した女の再起物語となる。 この中で一番内面が画面から伝わってきたのが、 ジェニファー・ハドソンのエフィーの物語だった。 彼女がオスカー候補になったのも納得。 大きな画面から“オスカーオーラ”が出てたように思う。 あと1週間で結果が出るけれども、獲れると思うな。 全体の流れとして見ると、 元々舞台では高い評価を受けただけあって、 エンターテイメント作品としては上級だと思う。 でも、ステレオタイプというか、よくあるストーリーなのね。 こうなるだろうことを予想できるストーリー。 決して悪くない王道だから、別に構わないのだけれど、 そういう意味では、助演に感情移入させてしまうのは失敗のように思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.19 00:44:45
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