ただ今、サンポ中です。

監督 バリー・レヴィンソン
Cast ダスティン・ホフマン、トム・クルーズほか

1989年アカデミー賞　作品・監督・主演男優・O脚本賞　受賞

高級外車のディーラー・チャーリーの元に
自分を勘当した父が亡くなったとの知らせ届く。
遺産目当てに故郷に戻ったが、
その全ては存在すら知らなかった自閉症の兄レイモンドに継がれると知る。
チャーリーは遺産を手に入れようと施設にいる兄を誘拐まがいに連れ出し、
ロスに戻ろうとするが……


これは、映画学校で脚本を学び始めた当初に、
講師であった塩田氏から「教材にしなさい」と薦められた作品だ。
それまで好きで何度か見ていたけれど、
「教材」＝脚本起こしをすることはなかったから新鮮だった。
実際に起こしてみると、
この作品、

起承転結が見事に４等分されていた。

見ていて無理を感じない。
よく出来てるなと思ったのは、
それゆえだったのだと思い知らされた。

ダスティン･ホフマンもオスカー獲るだけの演技。
トム･クルーズが少し可哀想になるくらい

何度見ても色あせることがない素晴らしい作品。

傑作です。