ただ今、サンポ中です。

監督 テイラー・ハックフォード
Cast ジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントン、クリフトン・パウエルほか

2004年6月11日に亡くなった“ソウルの神様”と呼ばれた
レイ・チャールズの成功と挫折を描く…


本年度アカデミー賞最多ノミネート『ドリームガールズ』の
主演ジェイミー･フォックスがオスカー主演男優賞を獲った作品。

ジェイミー･フォックスのなりきりぶりが凄い。

との評価が大多数を占めるこの作品。
でも、自分はレイ･チャールズをそれほど知らず、
薬中毒になったことを知っているぐらい。
だからどれほど似ているのかってのが分からない。
似てると絶賛されているぐらいだから、
レイ･チャールズはこういう人なのだろうと思って見た。

事実を元にした映画ってのは、
元の人生がドラマティックだからこそ作品になりえたわけで、
よっぽどの大根役者を起用するとかでないかぎり破壊的作品にはならない。
（日本のテレビドラマはそのせいで破壊的作品になっていることが多い）
それにしても…

本当に波乱の人生

強い人なのか、弱い人なのか。
様々な差別と戦いつつも、
突出した才能があるからこそ開けた道を、
自らの弱さに負けて何度も閉ざす。
しかし、周囲にレイを守ってくれる人が居たから、
再び道を開くことができた。

人生は波乱に満ちていたかもれしれない。
でも幸せだったのだろうと思った。