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カテゴリ:晴れ映画です。
監督 マイケル・ラドフォード Cast アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズほか 天才ウィリアム・シェイクスピア『ヴェニスの商人』の映画化。 1596年ヴェニス。 無一文の男バッサーニオは意中の人ポーシャに求婚するため、 親友のアントーニオに資金援助を頼む。 しかし手持ちがない彼はユダヤ人で宿敵の高利貸シャイロックを頼り… これは本当の“古典”だね。 もうさ、これぞ“映画”だよ。 こういう世界を今見られるのが映画の素晴らしいところだよ。うん。 とはいえ、晴れ映画の中でも晴れ1つ扱い。 悪くないんだよ、決して。 でも… もっと素晴らしく作る余地があったんじゃないかな、 なんて思ってしまう。 シェイクスピアの『ヴェニスの商人』なのだから、と。 役者陣は、一部気になる人はいたけど、ほぼ良かった。 アル・パチーノはもう「さすが」としか言いようが無いしね。 映像も良いよ。 なんだろうね、なんだろう… で、ストーリー。 小説化されたものを読んだ時から思ってることだけど、 シャイロックが可哀想だよ。 宗教の違いもあるし、人種の違いもあるし、 それぞれに価値観てなものがある。 シャイロックも復習しか考えていない嫌な奴だけど、 あんな仕打ちをされなくても良いじゃないか。と思ってしまうのよね。 だって悪の元凶はバッサーニオでしょ。 アイツが親友の命を担保にしなきゃ良かっただけの話でしょ。 と熱く思ってしまうのよね。 あ~~~~~、だから納得できないのかな。 スッキリしない気持ちの悪さ。 でもそれがシェイクスピア。はふう。 どーでもいいことだけど、 ジョセフ・ファインズ×シェイクスピアだとグウィネス・パルトロウが浮かぶ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.17 19:30:34
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