ただ今、サンポ中です。

監督 アン・リー
Cast エマ・トンプソン、アラン・リックマン、ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラントほか

19世紀初イングランド。
私園“ノーランド・パーク”を構えるダッシュウッド家の主ヘンリーを失った妻と3人の娘。
法律により私園を含む財産は先妻の息子ジョンに渡り、
妻と娘たちは家を探すことになって…


自分的には嫌いじゃない作品だし、
出演者も監督も誰だったか覚えているのに、
なぜかストーリーがポンと思い出せなかったのが不思議だった。

これを見たのは確かタイタニックが大流行した時期だよ。
ケイト・ウィンスレットが出てるだよな、みたいなノリでレンタルしたんだな。
なのに覚えてなかった。
いや、見返してみたら完全に覚えてたんだけど、
当時ケイトといえばタイタニックみたいなイメージがあって、
思い出そうとしてもそっちに記憶を奪われてしまったのね。

それくらい、もしかしたら薄味なのかもしれない。
タイタニックみたいな濃い味の映画（良いとかではなく話題的にね）と近い時期のは、
忘れてしまうものだのだろうか。
いや、この森で天使はバスを降りたは覚えているから、
単純にケイトが重なってたせいだけかもしれない。

個人的には、見返したことによる面白さは、
いまやハリポタのイメージが強すぎるアラン･リックマンの紳士姿に感じたかな。
（彼で一番すきなのはギャラクシークエストだけど）

典型的な良い映画。
でも薄め。
淡々淡々としている。
ラブが強いから、自分は浸りきれなかったけれど、
３姉妹のいずれかには自分を重ねることが出来るのではないかと思う。
自分は長女だったな。

気分が沈んでいる時とか悩んでいる時に、
この作品を観ると自分を客観的に見ることができるかもしれない。