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テーマ:最近観た映画。(40150)
カテゴリ:晴れ映画です。
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ Cast ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、 アドリアナ・バラッザ、役所広司、菊地凛子ほか モロッコ。日本人から回ってきたライフルが幼い兄弟の手に渡る。 その後、同じ場所で、バス旅行中のアメリカ人夫婦の妻が突然銃撃され… 『21g』が合わなかったからどうだろう と思ったけれど、意外や意外、それほど不快にならずに済んだ。 何気なく撃った一発の銃が、 撃った人、撃たれた人だけではなく、 その周りにいた人まで巻き込んでいくストーリー。 伝わらない。 が最も大きなテーマで、 その分かりやすい表現者として話題の菊地凛子が演じる聾唖の少女がいる。 のかもしれないけれど、 いかんせん日本パートが最悪。 聾唖の少女、無理やり入ってこなくてよかったよ。 モロッコの話、メキシコの話には 映像の色や雰囲気等の統一感があったのに、 日本の話は統一感がないから、それが挿入された瞬間雰囲気ブチ壊される。 しかも菊地凛子の役が 聾唖ゆえの寂しさ、伝わらない孤独に対して共感する人もいるのかもしれないけれど、 自分はま~~~~ったく共感できなかった。 障害とか関係なく非常識。 彼女の行動を拒んだ歯医者が悪者のように見られてたけど、 おかしいのは彼女の行動の方で。 全体的に悲惨な状況になっているのに、 日本のバカの女の行動はただただ不快。 しかもアカデミー賞ノミネートだから さぞかし良い演技なのだろうと期待していた分、 「これで?」という気分にもなってしまった。 友達の女の子の手話や声の出し方が本当の聾唖者のようで、 彼女に比べると菊地凛子の手話や声の出し方は、 不自然というか演技してます!という感じなんだな。 期待しすぎるのは良くないね。 でも日本パートは一切排除した形で思い返すと、 よく出来た話。 あの人はどうなったの?というモヤモヤ感は残る。 でも、よく出来てる。 家政婦の女性(アドリアナ・バラッザ)は特に良かった 評価されるべきは菊地凛子よりも間違いなく彼女。 そしてモロッコの悲しき兄弟。 彼らも本当に良かった。 あと、モロッコ人通訳。 彼、ナイス爽やか賞。 日本パートさえなければパーフェクトだったのに残念。 役所広司なんて殆ど登場してないのに、 菊地凛子による不快の連続で日本編自体に不快感を抱いてしまっていたから、 彼が登場した瞬間不快感MAXになったものね。 何を他人事のようにしとるんじゃいっ と腹立たしく思ってね。 本当にいらない。 何で入れちゃったんだろう、日本編。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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