産婦人科・・・期待していたほど恐くなかったな
WOWOWで2006年8月に放送された「 スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」の6本を観た。テレビ企画だそうです。8月の放送のとき途中30分ほどうたた寝してしまったので今回は録画して観ました。産婦人科(2006年スペイン)本編 73分[75]監督:ナルシソ・イバニエス=セラドールお約束のホリマリン付け胎児が気色悪かった。やっぱり出てきたかって感じ。これは予想の範囲だったのでそれほででもなかったが、産婦人科の女医さんが中絶手術後の胎児を水洗トイレに流すのにはびっくり!本当はどういうふうに処理されるかしらないけど、まさか日本でトイレに流すってことはないだろう。<2008/4/12 追記>胎盤でしたっけ?化粧品の材料になるの。いっしょくたにされてビニール袋に詰められ工場に出荷されるとしたら気色悪いなぁ。ちゃんと調べたこと無いけど国によって胎児も第何週からは人として扱うかが定められていたと思った。仮に人以前だとしてもトイレは無いよなと猫トイレ砂をお風呂用の手桶に入れ流すたびに思うわけだ。ラストのオチはちょっといただけない。ホラー映画のパターンとしてありがちでしょう。もう一ひねり欲しかった。<雑感>今回のホラー映画プロジェクトでは、太った可愛くない女の子ばかりがスペインの子役なのかと思っていたけどこの作品では違ってた。隣の家と扉一枚隔てて繋がっている家ってあるのか?家と家がつながっている西村京太郎と山村美紗の家かと思ったよ。宗教狂いの隣人が気持ち悪い。老人になるとより偏執的な印象を受ける。そういえばゴミ屋敷の主人も老人だけの気がする。<気に入っているところ>・子供が大事にしている空き箱の中にはいったい何が入っているのか?・3ヶ月で堕胎されたのは弟なのか?と気を持たせるところは好き。実際に何が入っていたかは見てのお楽しみということで。年のせいか子供が「おかあさんは欲しがらなかった」と言って箱を隠すしぐさに心で泣いた。