退部願
今日、部長に退部願を提出してきました…受理されませんでしたがorzこれを部員の人が読んでいましたら、びっくりすると同時に、「は?ひよたん、ふざけんな!」と思うかもしれませんが、ブログにこのことを書いたのには、ワケがあるからです今まで隠していた気持ちを嘘偽りなく正直に書きたいと思いますので、どうか、最後まで読んで頂けると幸いです私が最初に部活をやめようと思ったのは、12月頃10月末から減るはずだったバイトが逆に増え、土日はゼミなどが入り、週に平均4~5日働いていた頃です当時はスキーに行きたかったのですが、バイトで忙しくて行ませんでした他の1年目はみな、「今日はスキー20日目」「30日目」と、スキーに行った回数がたくさん貯まっていく中、私だけが「まだ5日…」と、一人取り残されていましたその結果、スキーの技術に大きな差がでてしまい、周りがどんどん上達していく中、私だけが明らかに下手くそでした冬ニセコ合宿では、先輩に「おまえヤル気あるのか!?」と怒られましたし、1年目からも「何回スキー来た?」「ヤル気あんの?」などと何度も言われましたそのときの私は、「ヤル気がないわけではない だって、スキーに行きたくても行けないのは、私のせいではないのだから…」と思っていましたこの理不尽さに嫌気がさし、ちょうど冬ニセコやら基礎班結成やらで飲み会に対する不満がたまっていた私は、「いっそ部活をやめてしまおうか」と思い始めていました冬休みは、たしか1回もスキーに行ってないです冬期講習が忙しかったのもあるのですが、授業のない日が2、3日はあったにも関わらず、スキーに行きませんでしたこのころから、「下手な私は、スキーに行きずらい」と思うようになっていたからです下手だからこそ、たくさん練習をしなければならないことは分かったいたのですが、どうしても私はそれができませんでしたそして、ようやく私は、「私は他の人のようにスキーに対して情熱がない、ヤル気がないのかもしれない」と気づきましたそのことに気づいてしまってからは、とにかくスキーに行くのが嫌いになりましたスキーに行く時間=空き時間を作らないようにするため、バイトにどんどん打ち込んでいきましたすると、私と他の1年目の実力差はさらに広がっていきました1ヶ月骨折してスキーできなかった女の子にあっという間に抜かされ、部内選考会でビリの成績をおさめた時は、絶望的でした精神的に病み始めてきたのがちょうどこのころで、 (フラれたショックも多少あると思うが)髪の毛が薄くなり出したのが事実を物語っていると思います「いつ、どのタイミングで部活をやめようか」と考える毎日を送っていましたところが、どんなにやめたいと思っても、実際にやめることはありませんでしたその理由は3つありますまず1つ目なんだかんだ言っても、私は本当はスキーが好きだからです合宿や土練などでスキーに行かざるを得ないときに、行くときは「いやだいやだ」と思うのですが、帰りには「スキーに来てよかった」と毎回思いました北海道の良質の雪は、本当に気持ちよくて楽しいです次に2つ目とある飲み会の時、酒に酔った先輩が、「たとえ部活をやめたいと思っても、1年間は絶対にやめるな」と説教(?)のように話していたのを覚えていたからですあのとき先輩がこんな話をしたのは、キツイ飲み会があったときで「たしかに飲み会はひどいが、スキーに対しては真面目な部活なんだ」みたいなことを1年生に言い聞かせていたときだったと思います「1年間部活を続けて、それでも部に不満ならやめるのはかまわない」先輩は別に私に対して言ったつもりはなかったと思いますが、結果として、私はこの言葉を信じてシーズンが終わるまでは部活を続けることにしましたそして3つ目これが一番の悩みの種になったのですが、もし部活をやめてしまった場合、一度にたくさんの友達を失うのが怖かったからです私の生活は、大学と部活とバイトとGKで構成されているのですが、大学ではヲタクばかりのクラスの友達とは一定の距離を置いていたので、特に親しいと呼べる友達はいません (そこそこ仲のいい友達なら何人もいるが)バイトは同期が5人しかいなく、そのうち3人は女子なので、 (しかも元カノがいる)やっぱり微妙ですね…2年目の人とはかなり仲がいいですが、人数少ないですし…それを考えると、私の周りにいる人は大半が部活の人だった気がします麻雀したり、ジャンしたり、遊んだり…今年1年間を振り返ってみると、思い出の大半は部活関係だったと思いますだから、なかなか退部に踏み切れなかったです今だから言いますが、岩岳合宿に参加したのも、他の1年目が全員参加するから、なんとなく私も参加しただけです当初は全くもって参加するつもりがなかったです「お金がないから行けない」という理由は嘘でした「時間がない」という理由は本当でしたが3月のバイトを全部はずしてもらうのは、かなり大変だったので…所詮、私のスキーに対する思いはそんな程度でしたしかし、岩岳合宿に参加して考え方が大きく変わりました「この部活は本気で全国制覇を目指していて、そのためにみんながんばっているんだ だから、私もがんばらなければならない」岩岳合宿中は、一生懸命練習しました上の人レッスンでは、こんな下手な私に対しても、先輩が一生懸命に教えてくれたのがうれしかったですだから、初めて自分から「がんばらなくちゃ」という気持ちになったのだと思います「来年こそはがんばろう」このとき初めて、「来年」のことを考えましたそして、このまま部活を続けようか、悩みました朝里合宿代替わりコンパで先輩の話を聞き、どの先輩もみな部活のことを本気で思っていることが分かりましたそれに比べると、私は…岩岳合宿中もそうでしたが、朝里合宿中はずっとこれからのことを考えていました私がやけに長風呂だったのは、一人で考える時間が欲しかったからです仮に部活を続けるとしたら、来年はちゃんとスキーに行けるだろうか?部活を続けるためには、およそ50万円のお金が必要です50万円のお金を用意するには、バイトを続けなければならないですバイトを続けるということは、また今年と同じことを繰り返してしまうでしょういや、きっと解決策はあるはずオフシーズンにめいっぱい働いて稼ぎきって、シーズンに入ったらバイトをやめるとか?いっそのこと、塾講師をやめて転職するとか?……でも、それは私にはできないですなぜなら、私は塾講師という仕事も好きだからスキーのために好きな仕事を犠牲にすることなんてできない…よく、ライダーに「部活とバイトと、どっちが大切なの?」と意地悪な質問をされるが、私は答えることができないですそれは、本音はバイトの方が好きだからきっと来年も、バイトで忙しくなったらスキーに行かなくなるのではないでしょうかそう、私には、『スキーに対する情熱』がないのが一番の問題なのですたしかに、スキーは好きですもちろん、上手くなりたいと思ってます…しかし、みんなのように週3回も4回も5回もそれ以上も、できることなら毎日練習に行こう!というほどのヤル気は私にはありませんいくらバイトが忙しいと行っても、工夫すれば、なんとか週2、3回はスキーに行くことができたのではないでしょうか?ある1年目が言っていたように、スキーに行くことができないのなら、家でDVDを見るなり雑誌を読むなり、勉強することができたのではないでしょうか?…私は、そんなことを一切しませんでした私が部活として活動していくには、情熱が足らない気がしますサークルとして活動していくのなら、問題ないのかもしれませんが…このまま中途半端な気持ちで2年目になっても、部活に迷惑をかけるだけだと思います私の気持ちが中途半端であることの証拠に、昨日の新歓の仕事に寝坊しました今までミーティングに寝坊やすっぽかしをしたことが、3回もありますし…このままだと、他の一生懸命がんばっている部員さんに申し訳ないですそして私自身、来年ちゃんとやっていける自信がないですだから…部活をやめる決心をしましたちょうど今シーズンも終わり、区切れの良いときなので、今、部活をやめようと思います新歓隊長の人や、トレ部長・部員の皆さんにはご迷惑をおかけすることになりますが…以上を読んでもらってお分かりの通り、別に、基礎スキー部に対して不満を抱いてやめようと思ったわけではありませんむしろ、とてもいい部活だと思っていますこれからも北大基礎スキー部がますます発展していきますことを祈っております…ということを簡潔に部長にお話ししたのですが、退部は認められませんでした「基礎スキー部で『退部』というのは非常に重いことで、 自分一人の意志で決めるのはよくないことだから、 まずは1年目の人たちに相談して、みんなに認めてもらいなさい そしてそれでもやめるという意志が変わらなかったら、 リーダー会に来て先輩たちの前で話しなさい」とのことですたしかに、私が部活をやめたいという気持ちは、他人には隠していましたからね…だから、まずは1年目の人たちと会って合意を得てこようと思いますとはいっても、今は帰省している人も多いですし、まもなく私も帰省しなければならないので、会うことができません初ミも帰省で出られませんし…そこで、やむを得ずこのブログに書くことにしましたブログなら、何人か見ている人がいると思いますので。もちろん、このままでは失礼なので、4/11のミーティング時で詳しくお話ししようと思いますそのときは、どうかみなさん私の退部をお許しください以上、私の退部意思表明でした多くの人にご迷惑をおかけすることになり、本当に申し訳ありません謝罪して済む問題ではないことは分かっているのですが、どうかお許しください本当に、申し訳ありませんでした3/28(水) ひよたん