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今日は結構このニュースが大きく取り上げられるような気がします。
実は私のいとこも,いま子宮頚癌で入院しているのです・・・あと10年早くこの薬が出ていたらと思いますが・・・ 以下,産経ニュースからの抜粋ですが,「12歳の女児全員が接種すれば,頚がんにかかる人を73.1%減らせる」ということで,本当に画期的ですね。 -------------------------------------------------- 産経ニュースより抜粋 産経ニュース 国内で年間約3500人の女性の死因となっている子宮頸(けい)がんを予防するワクチンが、29日に開かれる厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の薬事分科会で承認される見通しとなった。頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)が原因。感染前のワクチン接種によって、頸がんの原因の約7割を占めるHPVの感染予防が期待できる。 自治医大さいたま医療センター産婦人科の今野良教授によると、12歳の女児全員が接種すれば、頸がんにかかる人を73・1%減らせる。死亡者も73・2%減ると推計される。 今回、承認される見通しの英系製薬会社、グラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」と、米製薬会社、メルク社の「ガーダシル」(承認申請中)の2種類がある。 ただ、普及には費用の問題が深くかかわってくる。承認されれば年内にも発売される見通しだが、厚生労働省は接種費用をどうするのか決めていない。 ワクチンは3回の接種が必要。全額自己負担だと3~4万円かかるという。 筑波大の吉川裕之教授(婦人周産期医学)によると、欧州や豪州、カナダなど26カ国では全額公費負担または補助が行われており、接種率が9割に上る国もある。 吉川教授は「若くして子宮頸がんになり、子供を授かる前に子宮を取ったり、幼い子供を残して死んでいく女性が増えている。費用負担の問題は日本が女性と子供を大切にする国であるかどうかの試金石になる」と指摘している。 --------------------------------- 子宮頚癌についてはサーバリックスを発売するグラクソ・スミスクライン社のホームページに分かりやすい解説があります GSK子宮頚癌のページ ここで示されている国立がんセンターがん対策情報センターの情報によると,20代,30代の女性で急速に患者が増加しており,その発症率は乳癌をも超えていることに驚かされます。 ワクチンができて本当によかったですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.29 14:27:30
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