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テーマ:カフェ話。(1944)
カテゴリ:カフェな気分 日常編
立春を迎えたとはいえ、外はまだ寒い。 なんだか眠れなくて、寝室からリビングルームに移動した。 誰もいない世の中のリビングルームはシンとい静まりかえっていてつい数時間前まで家族の笑い声がしていたのが嘘みたい。 何だが小腹が減ってきた。スープでも作ろうかな。 でもインスタントのスープはなんとなくいにこたえる気がする。 味も強いし、この静かな夜にはちょっとそぐわない。 そうだ、ポトフを温めよう。 おばあちゃんが作ってくれたポトフ。 手作り野菜がたくさん入って、きれいな透き通ったスープに野菜のおいしさがあふれている。 夜中の台所で静かになべを火にかけた。 温まったポトフとともに、再びリビングに移動。 一口。野菜の甘みとスープのしつこすぎないコクが空っぽの胃にしみていく。そして体もジワジワと暖められていく。 ほっ、とする。ストレスフリーのこの時間とこの部屋。 滋味のある穂っ子りとした柔らかな味のポトフ。 贅沢だなぁ、と心の中でそっとつぶやく。 ☆ココで一句☆ 「真夜中のリビングルームは私カフェ。 ・・・おばあちゃんのやさしい味のスープが体も心もほかほかと包んでくれます。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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