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ちょっとまじめというか、えらそうな話。
ある後輩から、「先輩は何でそんなにサークルを愛し続けられるんですか?」と言われた。聞くと、1つ2つ下の幹部クラスで話していたらしい。 思えば、どうしてだろうか。 2年前、幹部というかトップにいた頃は辛いことより楽しいことは少なかった気がする。よく1人で背負い込んでしまう俺は、先輩や他のサークルの友達に愚痴って、「いっそのこと仕事ボイコットしちゃえば?」と何度も言われ、でもギリギリで踏みとどまっていた。 夏合宿が終わって引き継ぎが終了し、肩の荷が下りた俺は開放感で逆に体調を崩してしまった。今考えると大学4年間で最も長引いた気がする。「糸が緩む」感覚が見に染みた。論文やテストが終わった時とは比べ物にならなかった。課長島耕作で何回かあった、「仕事を辞めたサラリーマンがぽっくりいく」話を思い出した。それから1年ほどあまり行かなかった期間が続いた。基本的にやる気は失せていた。まぁ4年だし、同期も行かなくなったし当然だと思っていた。しかし院生になった今、やる気が間違いなく戻っている。細かいことを挙げればいくつか理由はあるが、別に毎回行く気は起きないけど、ちょっと行ってみようかという気分がよく起こる。多分そんな今の状況が「サークルを愛する」ことに映っているのだろう。 なんでだろうか。そもそもサークルってどんなところだろうか。 正直、俺には多分もっと合っていたサークルはあった。このサークルは別にハイテンションでもない。コールはここ数年やるようになった(まぁ俺がいろいろ持ち込んでしまったのだが…)が、コールなんてボキャブラリーのない人間がやることだっていうのは真だと思うし、そんなのがなくてももっと大笑いして飲めるのが最高。でも、大人数でそんな場はそう簡単にはないし、ここもそんな場ではない。 でも、ここはなぜか楽しい。4年もいるうちにそうなってしまったのか。 1つだけ言えるのは、このサークルは俺を育ててくれた場所である、ということだ。それなりの逆境は1度や2度ではなかった。そのたびに1人か複数でどうすればいいか考えに考えた。時にはへこみ、時には叱咤して、また反省して、また考えて…そういう経験って、社会に出れば当たり前というかもっと酷になる。大学生は社会で生き抜く力を付ける所と考えると、間違いなくサークルはそんな場所だった。むしろ、サークルというのはそれでこそはっきりした存在価値がある気がする。考える力も、コミュニケーション力も、行動力も鍛えられるのだから。楽しくそれをみんなでやれれば、それが最高。 自分で言うなよという感じだけど、楽しんだ反面それなりに自分は苦労していたと思う。反省も多かったけどそこで得られた財産も人一倍多いはず。そうして自分を育ててくれた所、と考えたときに、やっぱりここが思い出の場所というか、懐かしい感覚というか、何かあったときや疲れたときになんとなく行きたくなる。そんな場所になってくれたのだ。 これが今の答えか。でもそれって個人的には重要なことだと思うんだけどね。 個人的には。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.19 22:10:29
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