■突然・・・陣痛がはじまった

2010年12月19日

◆回想録

今から1年前、里帰り出産するため静岡の実家にいました。

年末年始が予定日だったけど、最後の健診でお腹の中の赤ちゃんが
外に出せる大きさになったこと、高齢出産のためあまり長くお腹にいれておくと羊水が心配、
子宮口が開いていること、年末よりも早めに出産をしようという結論が出ました。

自然に陣痛が来ない場合は、24日クリスマスイヴに計画出産に臨むということで、
家族や主人と話合い、同意書にサインをしておきました。

そんなわけで、いつでも「出てこいや～」って高田総統ばりで構えてましたが、
この日はさすがにノーマーク！

day19 2009
pm23:00

地元での仕事を終え、夕食を普通にすませ、のんびりお風呂に浸かっていた。
いつものようにお腹をなで、話かけながらマッサージなどをして。

すると突然、お腹に激痛が走った。

ピキーーーーンという突き刺す痛み。日本刀で刺されたようなって刺されたことないけどｗ

あまりの痛さに湯船にうずくまる。溺れそうになった。

「いたたた～」と言っていたら、なぜか急にもよおしたくなった。

えっ、何、なんなのーーーー。「ここで漏れたらマズイでしょ。」
急いで湯船から出て裸にタオルを羽織ったままの格好で、トイレへ行こうと飛び出した。

すると脱衣所で生温かい感触でどばっと出て、足拭きマットに血液混じりの液体が広がっていく。

一瞬の出来事で呆然。破水と出血だとは判断できず。

あまりに心の準備がなさすぎてパニクり、思わず母を呼んで確認してもらった。

「急にめっちゃお腹痛くなって。これ破水だよね？小じゃないよね？」

と興奮しながら聞くと、、、

「小じゃないかは、自分でわかるでしょ。」って冷静に言われ我に返る。

確かに、その通りだ。

ということで破水＋おしるしと一度に来たということで決定。これは十人十色ですな。

脱衣所の掃除は母に任せ、私は洋服に着替え、入院の用意をはじめた。

するとまた激痛が走る。

これは陣痛だわ。だって、今までにない痛みだもの。

そーだ、陣痛の間隔を計らないといけないんだった。

妹も起きて、母と3人でリビング集合。

10分間隔にすごい痛みが走るので、東京にいる主人に電話を入れた。

「私、今から入院するかも。陣痛きたかも。また連絡するね。」

そう言うのが精一杯で主人の返答もよく聞かないまま電話を切った。

その後出産するまで主人に電話するのを忘れたため、
主人もどうなるのか、よくわからないまま気づいたら爆睡だったという。。。。

あのあと、妻が死ぬほどの痛みに耐え、感動の出産をしたというのに。。。。

pm23:45

やっとの思いで入院準備と出かける支度をし、
産婦人科に電話をすませ出発しようとしたら母が一言。

「あと少し我慢すれば日付変わるから入院費用が1日浮くんじゃない。」と提案。

「えーーーー。まじーーー。かなり痛いしもう5分間隔な気がするんですけどー。」

でも・・・

確かに、その通りだ。（2回目）

そばにいた妹は、そんな母×姉のやりとりに笑っていながらも、
「早く行きなよ、初産なんだからさ。病院に着く頃ちょうど日付変わってるよ。」

通い慣れた病院への道が、真夜中なのにやけに長く感じ、
（こんなに痛いなら自分では運転できなかったわ。）とか、思いながら痛さと格闘中。

day20 2009
am12:05

病院に到着。予定通り日付は変わっていた。
2Fにある産婦人科へと急ぐが、すでにお腹が痛くて歩くのがやっと。
指定のお産服に着替え体重計に乗った。
最初に対応した看護婦さんが冷静すぎて冷たく見えるほど。優しくしてよねって感じ。

そしていよいよ陣痛～出産編は25日のエントリで。

ちょうど1年前の出来事、娘を横目に懐かしく思い出しながらのエントリ。
痛みはまだ、しっかり思い出せるけどネ。

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Last updated 2010年12月26日 03時26分17秒

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