女性のためのゴルフ情報とワーママの子育て記録♬︎♡

いい夫婦の日。

主人と娘が産婦人科に送ってくれた。
診察が終わったら迎えにきてくれてランチして、、、の予定。

いつもと変わらずの診察。

先生も「悪阻があるから元気に動いてるかな？」

と、いつものように覗き込む。

「んっ？あれれ？」

と、咄嗟に放ったであろう言葉を私は捉えた。
それは「そんなまさか」みたいな感じに聞こえ
かすかに声がした。

そして静かな時間があり
ゆっくり確認している様子。

（これはアレだな・・・。）

と、私も確信した。

結果はやはり流産。
９週目とのことでした。

心音は3日前くらいに止まっていたらしい。

「決してお母さんのせいじゃない。
頭痛のクスリを飲んだからじゃないから。」

先生の説明と励ましを冷静に淡々と聞いた。

処置をしてくれる近場の産婦人科に招待状を書いてくれた。

しっかり説明は聞けたし涙も出なかった。

でも、病院を出た瞬間
「あぁ、もう此処には来ないんだな。」

と思って階段を降りている途中に涙が出できた。


携帯が鳴る。

母だ。

このタイミングでの母だ。

今日は健診があることを知っていたし
この段階で妊娠を知っている実家の身内は母だけ。

流産を報告した途端に想いが噴出し声を殺して
産婦人科の入口から入り組んだ場所にしゃがんで泣いた。

そして何も知らずに迎えに来る主人と娘。

助手席に乗ってすぐ、
「だめだった。」と報告。

そう言うだけで精一杯で涙が溢れてきた。

母と主人に話すことが1番辛かった。

すごく第2子ができるのを楽しみにしていたから。

「ごめん、、、ね。」と言いたかった。

主人は運転しながら何を思っただろうか。
でも、必要最低限の言葉で伝えるのがいいと思った。

中華ランチの予定はキャンセルしようかと思ったが、
なんとなく家で食べるより普段通りにしたかったので行った。

夕方、紹介された産婦人科に行った。

なぜかスグに行く気になれなくて夕方になってしまった。

もう一度確認ということで健診。

繋留流産というらしい。

すぐに手術しなければならない。

金曜日だったので
週明け朝一の予約をした。

手術の説明を聞いて家に帰った。


それは初めて経験する感情の中で
寒くて長い長い1日だった。