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テーマ:仕事しごとシゴト(23712)
カテゴリ:人事の仕事
久々にセミナーに行った。上記はそのタイトル。
大卒入社後、3年以内に35%が退職すると言われている中、いかにその人材が離職せずに活躍するか。どうしたら、そうした人材を育成できるか。 といったある意味、答えの内問題の意見を聞く会だ。 ・経産省の若手キャリア官僚のプレゼン ・パネルディスカッション ・主催者社長プレゼンの3部構成 中でも最初の官僚のプレゼンが面白かった。経産省の深宮氏。 産業界の問題を国の立場で同とららえているかを、非常にテンポ良く話す。 なかなか、こうした場で官僚の話を聞く機会もないし、官僚と言うとお堅い印象があったりするのだが、氏は非常に聡明でフランク。半紙のスピード感からは、IQの高さが伺える。だから 今思えば、内容がそれほど秀逸かというとそうでもないのだが、そうした事から惚れ惚れしながら聞き入った。 社会で就労していくにはエンプロイアビリティスキルが重要と言われて久しいが、国としてそれを定義する作業を進めていたとの事だった。 産業界で必要とする能力を「社会人基礎力」として定義するいったものを産・官・学の識者のもとに定義し、いかにその基礎力がある人材を育てるかといったことを考えているようだ。 一言で、言えば基礎学力や専門知識を仕事上で活かしていく力のことだ。 自立して前に踏み出せるか、じっくりと考え抜けるか、チームで働けるか(コミュニケーション力) 最近の若者の特徴として(何歳まで若者?などと言わぬように) ・核家族化 ・部活動参加の衰退 ・ケータイ/メール文化(女子大生で1日50通ただしメールの相手は僅か約2名) といった背景の下、こうした社会人基礎力が低下していると言われている。 これは、採用担当の経験を通じても実感する部分だ。 スキルが高くても気質として、同世代・同質コミュニティで閉じてしまう若者は非常に多いと思うのだ。 これらは誰が鍛えるのか。 高校では、「テストでいい点取ること」を学び、「大学では出席してレポートを提出すること」を学ぶ。 つまり、日本の学校教育では日本産業界が必要とする能力を教えていないのだ。 だから「社会人基礎力」という共通の定義をもって皆で高めていきましょう。というお話だったと思う。 そう、高めましょう! 学校では教えてくれないこれらを鍛えるには、普段行っているインプロ/アクティブコミュニケーションワークショプが非常に有効。 普及にがぜん気合が入るものだ。 様々な地域、場所、団体もそうだけど身内(会社)でも、そう。がんがんやって行きたい今日この頃である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.24 00:29:29
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