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カテゴリ:キャリア
Jカレッジは、WEBOOKの松山さんを校長とする学びの場として広く知られている。
今日は、そのJカレッジのスタッフのワークショップ、Jカレッジネクストに参加してきた。 今回のテーマは「感動・落語にゅうもん講座」だ。 鹿鳴家くう好(かなりやくうこう)さんを講師として迎えて、噺家、落語の歴史、文化的側面、作法などを学ぶ。 くう好さんは、普段は立派な会社人(管理職)ながら、実に本物の噺家っぽい。といっては失礼か。本物の噺家だし。要はプロっぽいということだ。 -こうした噺家を天狗連(アマながら鼻高々)というらしい -落語家というよりも噺家という方がより正しい こんなウンチクも学びつつ、最後には参加者全員が小噺を披露しあうちょっとした寄席となった。 ここ数年よく参加している異業種交流会テキーラズの今年のテーマが魅せること。それにも相通じるものがあって、日本の古典的な表現のスタイル。 正座が基本だから、きわめて静的なはず。 でも、表情、視線など目一杯の表現によって、現実にはごく限られた空間のはずが、眼前には複数の登場人物と彼らを包む情景が浮かんでくる。 実に不思議だ。 上下も面白い。上手、下手は武道館でもライブのステージ設営のバイトのときやインプロ発表会の時も意識するので馴染み深い。小噺の中の登場人物の身分によってどちら側にくるかという作法まで決まっているとは知らなかった。 また、手拭(まんだら)、扇子(かぜ)などが場を引き立てる。 高座の背景には秀吉の時代の御伽衆から続く、伝統が見え隠れするのだ。 こうした細かい作法などが、実に日本人としてのこころをくすぐられる。 九代目林家正蔵(こぶ平)は、スキャンダラスな芸人くらいにしか思っていなかったけど 今度TVで見るときは、少し違う気持ちで見るだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.21 13:03:20
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