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カテゴリ:キャリア
メリーランド大の大谷先生の講演を聴く。
カウンセリングとコーチングに関しての考察。 カウンセリングとコーチングは、似た文脈で話されることが多い。 が、前者については体系化などがなされているものの 後者については、まだ学術的には整理されていない領域で、その一考察。 コーチングという言葉では非常に広範な領域をカバーしていてよくわからないもの、実際。 その中で昨年くらいに ビジネス向けか個人向けか 期間の長さ といった2軸類型モデル(Berman、Bradt、2006)が発表されている ・短期ビジネス → いわゆるビジネスコンサル、心理カウンセリングだけでは不十分 ・長期ビジネス → ビジネス、組織に関する幅広い知識や、個人に関する洞察が必要 ・短期個人 → いわゆるコーチング。カウンセリングといっても良いケースが多い リフレーミングなどのテクニックが有効 ・長期個人 → 変わり者をじっくり指導する、セラピー こんな整理だ。 経営コンサルという看板かかげるなら、ビジネススキルと心理カウンセリングスキルの双方を持ち合わせてないとダメなんじゃないの?というお話だったように思う。 2軸、多軸でのキャリア造成が、さらなる専門性をうむことを示している様でもある。 実学的な研究で、至極当然の話でもあるが、面白いものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.03 09:08:52
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