『ジョージアの誓い!』
あのソウルミュージック界の大御所,レイチャールズさんが亡くなった。1950年代に誕生した、「ゴスペル音楽とブルースを融合させた独特の歌い方」である,『ソウルミュージック』の生みの親だ。半世紀にわたる音楽活動で、国内外の多くのファンの心をつかんだ彼は、とても偉大な歌い手だったと思う。合掌。そういえば、彼の代表作に、『わが心のジョージア』という曲があったなー。と、そんなことを、考えていたら、以前、アメリカのジョージア州アトランタに行った時のことを、ふと思い出した。アトランタでは、1963年8月28日,アメリカ,ワシントンDCでの「I have a dream.」の演説で有名な、黒人公民権運動の指導者『マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師記念館』(別ページで補足しておきますので、興味のある方は是非ご覧下さい!)や、『コカコーラの本社』を見学にいったり、南北戦争をモチーフにした。『ストーンマウンテン』のすばらしい巨大なレリーフを、見物したりした。『ストーンマウンテン』の上に登るため、周りに何もない岩肌の上をとおっている、すっごく急なロープウェイ『スカイウェイ』に乗らねばならず、高所恐怖症の私は、頭がくらくらしたものだ。好奇心旺盛なため、見なきゃいいのに「チラリ」と下を見てしまい、手に汗握るほど、非常に怖かった。本当におバカさんである。途中、道路上で見るジョージア州の車のナンバープレートには、全車、『桃のマーク』がついていて、なんか、ほのぼのした感じでよかったなー。可愛くて。あと、驚くほどあっちもこっちも日本車だらけだった。巨大な赤い看板に出迎えられて、見学にいった『コカコーラの本社』の中は、やはりといううか、当然のことながら、持って帰りたいようなカワイイ「コーラグッズ」であふれていた。今考えると、『年代もののグッズ』もかなりあったので、もし、持って帰ってきて、楽天のフリマで販売すれば、その筋のかたがたに高値で売れそうである。(笑!)床も、壁もすっごくカワイイ!!おまけにコーラの噴水のようなものまである!もちろん、コーラもタダで飲み放題だ!!私は、長崎で見たこともない「チェリー味」や、「バニラ味」に驚きながら、(スミマセン、田舎もので。)おおはしゃぎで『味見』してまわった。それというのも、実は、私はその日の朝、寝坊したので豪華なホテルの朝ごはんを食べそびれていたのである。前日の夜ご飯もあまり食べていない。かなりの空腹だったため、本当にコカコーラ様様だった。「へへー!」とお辞儀でもしたい気分である。その時私は、「ありがとうコカコーラ!日本に帰ったら、ぺ○シじゃなく、コーラを飲むわ!」と、固く心に誓ったものだ。だが今も、『ジョージアの誓い』が守られているかどうかは、定かではない。