カテゴリ:税理士試験回想記
たまに税理士の先生方と受験時代について話すことがあるが、
みなさんきまって最後の1科目が大変だったと言われます。 僕もそうでした。 理由は2つあると思う。 一つ目は、5科目目を受験するときは、ほとんどの受験生が4年以上は勉強漬けの毎日を送ってきている。 後一つで開放されるという意識から、早く終わりたいと思い、と同時に、もし、不合格ならまた1年間受験勉強しなくてはならないと、プレッシャーを感じる。これがキツイ! 2つ目は、受験生の質。1科目ごとの平均合格率は15%。 この合格率をみると意外といけそう。 ところがそううまくはいかない。 ほとんどの受験生が最初にチャレンジする簿記と財務諸表論。 これは、言ってみれば初心者の中で上位15%に入ればいい。 次にチャレンジするのが、法人税や消費税。 これは、最初の関門をくぐりぬけた人たちの中での争い。 その中で上位15%に入ればいい。 ここまでは何とかできそう。 そして最後は相続税。(これは僕のパターン) いままで4科目取得したつわもののなかでさらに上位15%にはいらなければならない。 やってもやっても、順位は上がらず、合格できるとは思えなかった。 ただ、本番でたまたま実力以上の力が出せたのだと思う。 僕の周りにもあと一科目という人が何人かいる。 なかなか合格できなくて国税徴収法や他のボリュームの軽い科目に変更する人もいる。 つらい気持ちもわかるけど、みんな最後の一科目をとりに必死に勉強してくる。 そこで楽な道に逃げてると結局度つぼにはまってしまう。 そんな人も何人か見てきた。 最後の1科目。 がんばってね。 ←ここをクリックしてね。応援してね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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