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意外に知られていないのが、中国の言葉事情。 「中国って中国語なんでしょ?」 と言われ、もちろんそうなんだけれども、そんなにシンプルな話でもなく... もちろん標準語としての北京語はあるものの、 上海に行けば上海語が、 また、南に行けば南の方言が、と、 地方ごとに方言があり、基本みんな標準語と方言のバイリンガルです。 (年代によっては、標準語は聞いたらわかるけど、しゃべれず、方言のみの人もいます) そこらへん、日本と似ていると思いきや、 日本の方言は、それでも、なんとか、よっぽどの方言でなければ、 語尾やイントネーションは違うものの、単語が一緒だったりなどして、 なんとなーくは、わかるものの、 中国語は、方言になると、全く別の言語のようで、 (単語の発音自体全く違う) 下手したら、日本語と韓国語ぐらい違っているイメージです。 だから、方言でしゃべられたら全くわからないらしく、 そういえば、昔、同じ言葉をそれぞれの方言でしゃべってもらった動画をとったことがあるので、 興味のある人は、コチラのブログ記事から、動画のリンクへ。 さて、中国語だけにあらず、 北京合宿では、日本全国から参加者が集まったため、 言葉としては、いろんな日本の地方のいろんな言葉が飛び交います。 そこで、やっぱり、盛り上がりに強いのは、関西軍。 私も大阪出身なので、西の言葉が一番しっくり来る~! そして、その中でも、今回の合宿で、 関西軍発信、合宿中で大流行した言葉が、 「知らんけど」 だったのです。 用法としては、 適当にあれこれしゃべった後で 「ま、知らんけど。」をつけます。 (いろいろ言いましたが、それが本当かどうかは知らないよ)というある種、責任逃れと言うか、 話の最後につけると便利なフレーズ。 大阪のおばちゃんがよく言うイメージ。 先輩にこのフレーズのエキスパートがいて、 まあ、長らく、中国の風習やら、文化やらを知った顔で大演説しておいて、 最後の最後に、さらっと「ま、知らんけど。」を言うので、みんな崩れ落ちるパターン。 しかも、このフレーズが、大流行してしまい、 ま~、1週間ずーっと、みんな何かにつけて言い続けていたからね~。 日本語がわからない老師まで 「みんな、”Shirankedo"って言ってるけど、どういう意味?」と聞いてくる始末。 (しっかり、最後の食事会で説明しておきました) もう、日本に帰ってきてからも、 授業で言いそうになって困った~! さすがに、文法をながながと説明して、 「知らんけど」とは職業上、言えないからね... ちなみに、昨日、老師からwechat(中国版LINEのようなもの)で、 ご家族で写した写真が送られてきて、 それが、すごく静かでいい感じの家族写真だったので、 「平和な雰囲気のいいご家族ですね。」とコメントを送ると、 老師からの返事が、 「知らんけど」 だった... 思わず、笑った~。 (老師だけに油断してたわ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 29, 2018 12:15:21 AM
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