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REDWOOD英会話スクールスタッフ日記

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December 31, 2018
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さて、中国からいらした老師の大会での​通訳お手伝い​、なんとかへとへとになりながら終了。

実は、後日談もあったのです。


老師は、一日お休みの日があり、

買い物に行きたい、とのことで、

「君、よかったら、お手伝いしてくれませんか?」と言われ、

私も、その日は、武術の稽古だけしかなかったので、そっちはお休みして、

老師にお付き合いすることになりました。


カメラ屋さん(老師の趣味は写真)や、

デパートを回ったり、いろいろお話させていただいて楽しかったのですが、

ここで驚愕の事実を知る私。


お昼ごはんを一緒に食べている時に、

ふとしたきっかけで、

「どうして、老師は、伝統拳のA拳を選ばれたのですか?」と聞いたところ、

老師「君は、”伝承”という言葉がわかりますか?

僕の曽々祖父(4代前)は、A拳を作った〇〇なんですよ。」


ぶっ飛び~! (平野ノラより)



あまりにも驚いて、椅子から転げ落ちそうになった。

その〇〇老師って、武術やっている人なら知ってる有名な伝説の人で、

映画とかドラマの題材にもなってるお方。



ま、例えて言うなら、

日舞を習いに行ったら、高名な先生が教えに来ていると言われ、

実際会ったら、すごかったので、

「お上手ですね。」と話しかけたら、

「僕は、市川團十郎と言いまして、僕のひいひい・・・おじいちゃんが歌舞伎を作ったんですよね。」

と言われたようなもの。

いや~、人生で驚いたトップ3かも!


&考えてみれば、私もすごい失礼な質問をしたものの、

やはり、お育ちがいいのか、全く気を悪くされた風はなかったのは、何より。

そういえば、この老師ってすごく気遣いの方だし、

(昔、​やんちゃなL老師​をご案内したことがあるので、なおさら...)


例えば、電車の中で、老師の趣味の写真を見せていただいてた時、

老師の調度品の写真があまりにもすごかったので、思わず、大声になってしまったのですが、

そこで「君、ここは日本の電車の中ですから、もう少し静かな声でお話するといいですよ。」

なんて日本人の私が注意されたり、

また、その調度品も、ただ金キラな豪華っていうよりも、

渋好みのアンティークで、趣味のいいお金持ちな感じがしてたので、

そのおうちの血筋も納得。

私も、清王朝のファブリックや、インテリア、家具などが大好きなので、

この老師とアートの話で盛り上がったのでした。


・・・なんだけど、ちょっと洋服を見たい、という老師を、

(老師は60代)年代にあった高級路線の渋いブランドの並ぶデパートへお連れするも、

「Kangzi(私の名前の中国語読み)、ここには僕の好きなタイプの服がありません。」と言う。

私「どんな服がお好きですか?」

老師「赤系で、大きい絵や柄が入っているやつ。

どこで買えますか?」

私「うーん... 大阪...??? 

(私も大阪出身なので)

この洋服のご趣味は、中華系の感じでした。

(日本人より、明るい色がお好み)



しかし、今回は、楽しかったナ。

そういう趣味の話(アンティークやインテリア)に、

老師の子供の頃から受けたトレーニングの話とか。

おじいさんに4才の頃から、この家を継ぐものとして、武術のトレーニングを受けたらしく、

まさしく、グランドマスターの世界~♡





そうとう厳しかったらしく、嫌にならなかったんですか?とお聞きすると、

「だって、子供でしたから、何もわからず、楽しくやってましたよ。」なんて、またもや天才コメント。

後は、計算で一代ずれてたので、お聞きすると、

お父様は家を継がれず、京劇の役者さんをされていたらしい。

(京劇と武術はつながっていて、ジャッキー・チェンも京劇学校の出身)

京劇も大好きなので、いろいろ興味深い話を聞けました。


私も楽しかったけど、老師も楽しんでいただいたらしく、

というのも、たまたま奇跡的にいろいろ私の言動が面白い方向に転んだようで、

「Kangziは、面白い人ですね。

中国語力だけだと不安な部分はありますが、

君のその性格とか人間力というかその魅力が、足りない中国語の部分を押し上げていますね。」

と、まあ、ホメていただいているんだけど、

100%は素直に喜べない(中国語へのダメ出し)ものの、

すごく、私という人間を気にいっていただいたというか、興味が出てきたらしく、

老師「君、来年の北京合宿は、僕の伝統拳のクラスをとりなさい。」とおっしゃる。

私「いや、その伝統拳はやったこともないし、第一、套路(型のようなもの)も知りませんし。

また、そのクラスを受けられている方々(日本で講師レベルの先輩方)のレベルには及びませんから、

私は、いつもの規定の基礎クラスを受けます。」と言っても、

老師「ダメです。君の体形は、僕の伝統拳に向いています。

套路なんて知らなくていい。来なさい。」の一点張り。


非常にありがたいけど、ハードルが高過ぎるのと、

やっぱり、北京は​私のいつもの老師​を受けたいのよね...


と、うやむやに返事をしつつ、翌日は北海道へ指導に行くということで、

ま、お忘れになるだろうという私の期待に反して、

翌日から、毎日のように、

北海道での自分の写真(?)とともに、

「伝統拳へようこそ!」とか、

「伝統拳は、あなたを歓迎しますよ。」的なメッセージが

wechat(中国版LINEみたいなもの)で送られてくるのよね。


う~ん...




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Last updated  December 31, 2018 01:16:58 PM


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