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いや~、しかし、合宿は楽しかったですね。 厳しい練習すら楽しいのは、やはり老師の存在。 静まり返った体育館の中に、老師の号令だけが響き、 私たちがざざっとその技に動くその瞬間が好きで、 ああ、このまま終わらなければいいのに...と思うものの、 やはり、合宿の最終日がやってきました。 その日は、練習後、恒例の先生方と一緒に夜の食事会。 すごいゲストの先生もいらっしゃるんだけど、 (今回は、とある有名な規定套路を作った老師がいらっしゃっててびっくりしました、 ええ?あなたが、あれをお作りになられたんですか!?みたいな) でも、一番のうれしいことは、老師と一緒にお酒を飲みながらおしゃべりできること!! 私たちのテーブルには、私のS老師と、別のL老師がいらっしゃり、お話させていただきました。 L老師、実は、武術関連の俳優もされている&物静かにお話になるジェントルマンなお方で、 かっこいい~☆ しかも、日常にも中医学の考えが浸透してらして、 (けっこう、武術系の人、そういう人が多い) みんなで乾杯する時も、 冷たいビールしかないとわかると、 「冷えた飲み物は身体に悪いから。」と、 1人だけ紹興酒をついで(常温なので)それで乾杯されたり、 書道が趣味とのことで、 (これも、けっこう武術の人に多い) 1人ずつに、その人を表す単語を書いていただけることになりました。 例えば、素敵な動きをされる先輩には「優雅」とか、 緻密な正確な動きの先輩には、「聡明」とか... やっぱり、よく見てらっしゃるんだナ~。 それがけっこうおもしろくて、 「老師、私もお願いします。」「老師、私も~。」なんて、 L老師の前に人が並び始め、 ふふ、なんだか、 「老師占い」を待つ人の列 みたいになってて笑った~! ただ私は、L老師には直接稽古はつけていただいていないので、 遠慮して、遠くの方から見ていたら、 L老師が「Kangzi(私のこと。私の名前の中国語読み)来なさい。 君にも書きます。」と言われ、 行くと、さらさらと書かれ、はい、と渡された紙を見ると、 「 正直 」 うーん... みんな爆笑~。 なんか、私もその優雅、とか、そういう系がよかったんだけどナ~。 そして、その一部始終を見ていた私のS老師のところに行って、 「こんなん言われました~。」と紙を見せるに、 S老師が、 「私はあなたの性格が好きですよ。 あなたの性格は、正直と言うより、むしろ... 「簡単」 です。 英語で言うところの、”Simple”です。」 これまた、う~ん... 何度も言うけど、もっと優雅とか、そういう系のは...ないのかな... ちなみに、L老師、 私に対する「正直」がウケたからか、 Kangziには、詩を書いてあげよう~、と、 L老師はちょっとロマンチックな方なのかな? 私を見ながら、漢詩を書いていただきました。 いちおう、老師に 「私も優雅とか、お花とか蝶とか、そういう系のイメージでお願いします。」と、 言ってみたのですが、 できあがった詩が、 「君には心配する必要なんてない。 今も、そして君の目の前の未来にはたくさんの友がいる。 世界中の人々が君の人柄を知ってるのだから。」 みたいなやつ... 「優雅とか、お花とか蝶とか」は、全く関係なかったね。 しかも、人々が君の人柄を知っている、って、 その、またさっきの「正直な」人柄アゲイン的な? ちなみに通訳さんのJさんによると、 「これは、有名な漢詩を少しもじって、書かれてますよ。」と、 そのもじり方も、同じ読み方の私の名前の漢字をうまく意味が通るように当てはめて書かれたものらしく、 「L老師はすごく教養のある方ですね。」とのこと。 でも、ま、いっか! 数年前の合宿で、 私=「ラフ(粗い)」って言われたことを思えば、 私も進化したよね! &S老師が私の性格が好きだと言ってくださったし!! まさかの両想い? (といい風に考えるところが、「簡単」なのでしょうか?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 10, 2019 12:11:09 PM
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