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テーマ:英語のお勉強日記(8002)
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先日、日本人の私が第二言語(第三?)の中国語でがんばって書いた文を、 中国人のJさんが、さらにそれを彼の第2言語の日本語に訳しなおす、という、 「逆輸入したものをまた逆輸入する的な」 試みの話をこのブログで書きましたが、 実際に、そういうジャンルの翻訳もあるんですね。 それも、「源氏物語」で。 1920年代、アーサー ウェイリーさんというイギリス人の超天才が、 「当時、古典日本語の辞書を含む資料等が入手困難な時代に、 日本語と古典中国語を独学で習得」(ウィキペディアより)して、 源氏物語を英訳して、出版したそうで、すごい人がいるものです。 また、その英訳をさらに毬矢さん、森山さんという方たちが、日本語に訳した本が、 最近、出版されています。 ただ、ウェイリーの訳した世界観をくずさぬように、 日本に訳しもどさないようにされたそうで、 カタカナワールド満載! 光源氏が、シャイニング・プリンス ゲンジ!! ウェイリーが使った単語をそのままカタカナにして、それに漢字のルビをふるという表記も多々あり、 桐壺の更衣は、ワードローブのレディ。 ( ”ワードローブ”のカタカナの上に漢字で”更衣”のルビ) ウェイリーが、当時の日本の文化やモノなどを、英国人がイメージできるように、 少し彼らの文化に寄せて変化させて書いていて、 シャイニング プリンスが、 馬車にのって(牛車でなく)、 パレス(palace)のパーティーに行き、 ワインを飲んで、シターン(マンドリンに似た楽器)を弾いて... プリンス~、めっちゃ楽しそうやん! (一瞬、Jさんの日記のプリンスが浮かびつつ) ちょうど、源氏物語は、イギリスではビクトリア朝時代と同じらしく、 この本の帯にも、 「このヴィクトリアン・GENJIを読むまで、私は源氏物語を理解していなかった! このまま漫画にしてみたい!(竹宮惠子)」との言葉も。 ヴィクトリアン・GENJI って! いろいろ新鮮すぎるー。 私、実は大学は国文科。 シャイニング プリンスがなくなったあとのお話の「宇治十帖」の方が、私は好きだったんだけど、 この別ワールド版の源氏は、ちょっと読んでみたい... ちなみに、このブログを書くにあたって、 このアーサー ウェイリーさんをいろいろググってみたのだが、 けっこう変人(ホメ言葉)で、彼のストーリー自体も釘づけ。 中国語での古典文学も訳されていて、 特に目をひいたのが、 「西遊記」の翻訳版タイトルが、 「Monkey」だった... --------------------------------------------------------------------------- ” Meet me @ the cafe ” ~私と一緒に勉強しよう!~ LINEオフィシャルアカウントを作りました。↓友達追加よろしく~☆ 又は、LINE「@438tcfwi」で検索してみてね! 詳しくはコチラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 7, 2021 06:08:46 PM
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