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テーマ:英語のお勉強日記(8041)
カテゴリ:語学勉強法
ゴールデンウィーク中に、ずっと読みたかった本を読みました。
「学力」の経済学 [ 中室 牧子 ] 私は、仕事上、そして自分も生徒である立場から、教育の分野に興味があるのですが、 その中でも、この中室さんという教育経済学者さんの考えが好きなのです。 というのも、教育という分野は、 教育者なり、親御さんの一人一人の確固たる意見があり、 なかなか、一部の話ではなく、全体的なこの業界を俯瞰で見るのが難しいのに加え、 勉強の成果が、生徒だけの「がんばる」とか「根性論」みたいなもの ”のみ” で語られることにたびたび遭遇し、 それってなんか違うんじゃないかな...と思っていた矢先に、 もっと数値やデータを使って考える方法をわかりやすく伝えてくれる中室さんの文章が心地よく、 私が、なんとなく、こうなんじゃないかな?と思っていたこと、 ・まずは、「勉強のしかた」を学ぶこと ・ほめて育てるべきなのか? ・非認知能力の大切さ ・教育研修に意味はあるのか?? などなど、データで説明されており、きっちり言語化されてて読んでて気持ちよかったです。 いろいろ共感した点があり、書きたいものの、 ネタばれになってしまうので、もしご興味が出た方がいれば、ぜひ読んでみてくださいね。 お子さんがいる人だけでなく、 自分も勉強している立場の人にも、使える考えが多く、面白い本でした。 ちなみに、この本を読んで、特に面白く感じたのは、 ブルデューの「ディスタンクシオン」という本の知識があったからかもしれず、 (私は、本を読んだわけではなく、NHKの番組で見て、面白かった) 中室さんの本を面白く思った方は、↓ この本の内容も、かなりおススメです。 100分de名著 ブルデュー『ディスタンクシオン』 2020年12月 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 8, 2022 11:29:18 AM
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