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カテゴリ:外国人の友人
前回のブログで書いた、
クラスメイトのイタリア人くんが、ビザがおりて、中国入り(仕事)したように、 もう一人の私の大親友、アラブ系の天才Aくんも、ビザがおり、そろそろ出発秒読みです。 昨日、週に1度のおしゃべり練習会で話したのですが(彼とは大学の授業以外にも、2人で習った中国語を練習している)、なんでも毎日買い物で忙しいらしい。 というのも、彼はイスラムなので、食べ物がなんでも食べれるってわけでもなく、 今、中国入りすると、2週間?ぐらいホテルで隔離をせねばならず、 その隔離中の際に、ごはんが仮に選べない可能性(Uberができない場合など)があるのを見越して、その期間中の食べ物をいろいろ買っているらしい。 そっか、そっか、それも2週間分だとけっこう大変だね~。 缶詰の魚や、カップ麺やデーツなどを買い込んでいるそうで、 カップ麺なんて、中国にもあるじゃん...と思う方もいるかもしれませんが、動物性の油を使っているため、ハラールされた製品じゃないといけないそうです。 きちんとハラールされた食べ物は、ハラール認証を受けており、 こういうやつ。(赤の矢印) ちなみに、上記の写真は、日本のデパートのお中元で見つけた製品で、 ハラールフードや、ヴィーガン(ハラール認証の左横のVマーク)のものが、お中元のリストの中にきちんとあるんですね。 ちなみに、デーツも隔離期間以外用にも買っているというので、 え? それこそ、デーツなんて果物だから、ハラールも関係ないし、 別に中国でも手に入るんじゃないの?と言うと、 Aくん「実は、以前、中国にいた時に(彼は中国の大学に行っていたのが、コロナで母国に帰国)、 スーパーで、デーツを見つけて買って、食べたら、 肉の味がしたんだ。」 と言う。 私「それは、いくらなんでも、デーツにこよなく似た形の肉だったんじゃないの?」 Aくん「いや、不安だったから、パッケージの上に書いてあった文字をその場で調べたら、たしかに、デーツって意味だったから、安心して買って食べたら、まさかの肉の味だった。」 私「うーん、でも、どんなにアジアの食品が、あなたの国のものと違うとしても、ドライフルーツの味が、肉ってことはないと思うんだけど。」 Aくん「でも、たしかに、その漢字の意味を調べたら、”デーツ”って意味だったもん。」 私「じゃあ、パッケージには”デーツの形にこよなく似たチョリソー”って中国語で書いてたのを、 あなたが、その”デーツ”って意味の部分の漢字だけ拾って、調べた、とか??」 とか、私も、無理くり苦しい可能性を言ってて、結局、2人で、 「”デーツの形にこよなく似たチョリソー”商品なんて需要ある!? そしたら、もう普通にチョリソーでいいやん!」と笑ったのでした。 そういえば、デーツ(なつめやし)と、なつめって全く違うんですね。 私、実は、同じ種類の違った品種なのかな、と長らく思ってた時期があって、 (同じりんごだけど、紅玉と王林の違い、みたいなもんかと思ってた) なんだけど、そもそも、りんごと、なしが違うように、違う種類のフルーツなんだそう。 ちなみに、これ、何かわかりますか? これは、生のなつめなのです。 よく、中国の武術の老師に、女性は食べなさいとよく言われ、もらってたドライのなつめですが、 中国では、生も季節によってはよく出回っていて、 日本でも、今の時期、中華系食品の扱いがあるお店で手に入るので、最近、気に入ってよく食べてます。 りんごほどジューシーではないが、歯触りがシャクシャクしてて、さわやかな味で、けっこう好き。 アメリカに住んでた友人によると、季節によっては、スーパーに普通に並んでたそうで、 それがなつめだと知らず、 「日本語ではなんていうフルーツなんだろう?」と思いつつ、よく買って食べてたそうです。 結局、Aくんが食べたドライデーツが、なんで「肉の味」がしたのか、全くわからんが、 「見てー、これが、日本で手に入る生のなつめだよ~。」なんて、 がんばって、中国語で話していた私たちなのでした。 ---------------------------------------------------------------------------
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Last updated
October 16, 2022 09:00:24 PM
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