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テーマ:英語のお勉強日記(8039)
カテゴリ:語学勉強のコツ
さて、先日、生徒さんより、
「リスニング力をあげるには、どうしたらいいのか?」と相談を受けました。 実は、何度もよく聞かれるこの問題、あらためて、私の意見を書いてみようと思います。 *キッズ向けではなく、大人向けのコツの場合です。 とりあえず、メインの方法は2つ。 1つ目は、 「多読すること」 えー、リスニングなのに、読む?と思われるかもしれませんが、 単純に、 読んでもわからないものは、聞いてもわからない、のではないかな?と思うのです。 プラス、読む方は自分のスピードで理解しようとする時間があるものの、 聞くほうだと、相手のスピードは自分でコントロールできないため、追いつかず、もっと難しいですよね。 それこそ、ぱっと読んで瞬時にわかるぐらいのものは、聞いてその場でやっとわかるレベルだと思うのです。 逆に、ゆっくり読んでなんとかわかる、または、半分ぐらいしかわからない...だと、 やはり、聞いて同時に、ぼんやりしかわからず、またはほとんどわからないはず。 ということで、そもそもの文章の理解力をあげねばならず、 まずは、自分のスピードでできる「読んで意味をわかるようになる」練習をしないといけないということ。 まず、たくさん読んでいくうちに、自然と力がついていくと思うのです。 そこの部分をあげると、まずリスニングの土台がついてきます。 そして、2つ目には、 相手が言うように、自分も発音してみること。 単語そのものの音が、自分の思っていたカタカナ英語と違っていたり、 あとは、単語と単語がひっついて、音が変化するものなどがありますが、 たとえば、 eat it = イート イットと認識しているかぎり、 相手が、ささっと、「いーでぃっ」(←なんとか近いカタカナで書いています)と言った場合、 「いーでぃっ」が、 eat it と結びつかず、ピンとこない → なので、意味がわからなくなる というパターンが多いように思います。 なので、音源なりドラマ、映画なりの音声を聞くときも、 学生時代にフリガナをふった読み方ではなく、 聞こえたままの、フリガナをふって(例:いーでぃっ)、その通りに言ってみる、というのが、まずは第一歩なのではないでしょうか? 聞こえた通りに言ってみると、じょじょにリスニングもよくなっていき、 同時に、自分の発音も、相手にとって、何を言っているかわかりやすい発音になっていくように思います。 ちなみに、映画でもテキストの音源でもかけっぱなしにしていたら、リスニング力があがりますよね? と生徒さんに言われることが多いのですが、それは、どうかな...? わからないものは、ただわからない音とだけ認識され、 答えがわかってこそ、やっと、聞こえだすと思うのです。 さきほどの、「いーでぃっ」も、「いーでぃっ」ってなんだろう、と思っていたのが、 字幕なり、テキストを見て、「あー、eat it って言ってたのか。」とわかってから、 急に、 eat it と聞こえだすと思います。 レッスン内でも、リスニングのテストをする場合、 答えがわかってはじめて「聴こえました。」となる生徒さんがほとんど。 ということで、まずは、自分一人でもできるリスニング力がアップする方法をご紹介してみました。 私が自分で英語を勉強していた時に、やっていたもの、 (かつ、生徒さんにおススメしたもの)の中で効果があったものなので、超おススメの方法です。 ぜひ、やってみてねー! ---------------------------------------------------------------------------
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Last updated
November 12, 2022 07:43:02 PM
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