|
カテゴリ:異文化体験
さて、カンフー映画のみならず、インド映画ファンの私としては見逃せない映画、
今は武術の稽古もお休み中で、時間も余裕があり、 「RRR」をさっそく見てきました。 実は、一度、ふらーっと見に行こうと映画館行ったら、まさかの満席!? 1席たりとも空いておらず、やっぱり人気なんですね。 やっと見に行けて、そしたらいつものごとく盛りだくさんでした。 3時間の映画の中で(インド映画は得てして長い...) もう、これエンディングに匹敵する最後の盛り上げどこじゃない?みたいなのが、 3回ぐらいあって、息つくヒマもなし。 これで終わりか? これで終わりか??と何度も思っても、まだまだ続く... あと、インド映画って、「え?その設定って無理じゃない?」ってところが多いと思うのですが、 今回も、いろいろありました。 まず、 ・主人公たちが「異常に丈夫」! あんだけ、戦ったり、怪我したりしてるのに、けっこうすぐ回復してるのが、え?となります。 もう普通に走り回って、敵をすらーっと倒していたり、 中でも、毒蛇にかまれてあと1時間で死ぬって時も、さっさと解毒して、もう1時間ぐらいで、普通にがっつり戦ってる! 通常、毒蛇にかまれたら、最低でも1週間ぐらいは、お粥など食べながら、ベッドでゆっくり療養するレベルよね?? ・まさかの偶然の出会いが多すぎる! たまたま会った人が、たまたま探してた人、とかが繰り返し起こる。 インドって、ただでさえ、そもそも人数が多く、国土も大きいのに、そんな偶然会う?? などなど、そんな「え?」ってのに比べれば、 主役を務める俳優が、必ずマッチョ(それも、ある程度の年令なのにすごい。鍛えてらっしゃるんですね。)なのとか、 そのマッチョさを際立たせるシーンや服とか、 お約束のダンスシーンなどは、気にならないほど~。 でも、よかったのは、 主人公(の1人)が、弓矢でたたかうところ。 敵のイギリス人たちが、ピストルで撃ってくるところを、弓矢で倒していくところが、 かっこよかった~! インドの古い伝統 対 欧米の新しい技術みたいな感じで、 くーっ、いいね~、とわくわくして見てました。 (一番、そのシーンが興奮した!) 同じく別のインド映画でも「バーフバリ」で主人公が、弓矢で戦ってて、それが好きだったし、 私、けっこう弓矢好き?かもしれん。 それで、思い出しましたが、 主人公の1人、ビームさんが仲間とともに、イギリス軍の本拠地にトラックで突っ込むのですが、 まさかの作戦すぎて、オドロきすぎました。 ネタばれになるので書きませんが、 トラックで突っ込み、その後、中身を隠されていたトラックの布がさっと落とされて、全貌が見えた時には、 まさかすぎて「ええ???」となりました。 しかも、それって自分にも危なくない??と思ったし。 ただ、それが、さっきの古い伝統 対 新しい技術、みたいで、新鮮で面白かったよ。 などなど、意外性と面白さ満載の映画でしたが、 ここから、ちょっとまじめな話を書くと、 この植民地時代のインドでの英国との軋轢って、もちろん、こうやって数々の映画やテーマになるってことは、その当時は、本当に言葉を失うようなことがたくさんあったんだろうな、と。 他の国の映画でも、植民地ということからのテーマのものもたくさんあるし、 映画を見た後、いろいろ思いを馳せることしばし... なんやかんや書きましたが、それでも、やっぱりよかったよー! 封切り直後に「すずめの戸締り」も見に行ったのですが、 それと同じぐらい(全く違う映画だが)おススメします。 インド映画に全く興味もなく、見たこともない後輩と見たのでしたが、 帰り道には「途中から、やっぱり主人公がかっこよく見えてきちゃってさー、恋だよ、恋。」なんて言ってて、笑った。 それは、もはや、ハマりはじめてるんでは...? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 30, 2022 05:01:06 PM
[異文化体験] カテゴリの最新記事
|
|