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カテゴリ:語学勉強法
さて、大学のため、中国入りした私の語学パートナーのアラブ系Aくんとはじまっていた「隔離期間を利用した(ホテルで計2週間ほど+大学の寮で1週間の自主隔離)2人で毎日一緒にオンラインで勉強しよう!」の試みは、実は、
あっという間に頓挫 してました。 それは、ちょうど彼が、最初に中国入りした中国南部の都市でのホテルでの隔離期間が終わり、 その後、長距離の汽車で北京入りし、北京のホテルの隔離に入って2日ぐらいした頃、 彼から「今日は、ちょっと体がだるいから、僕たちのレッスンをお休みしていい?」とのメッセージをもらった時で、 そして、それは、ちょうど、政府がゼロコロナ政策を廃止して、2週間弱の頃で、 実は、私の中国人さんの先生や友人たちが、次々と感染しはじめていた頃でもありました。 まず、私の中国人の親友Jさんがかかったと聞き(あんなに用心深くしていたのに)、 続いて、中国語の先生、そして武術の先生とそのご家族...と続々と感染の報告が入り、 「もう中国ではね、”早くかかるか、遅くかかるか”と言われてるんだよ。」とは中国語の先生の弁。 そういえば、ゼロコロナ政策の頃は「周りでかかった人いる?」と聞いても、 「たしか同じ小区の人で1人なった人がいると聞いた...」的などこか遠い感じだったのが、 ゼロコロナ廃止後は、もう、本人含め身近な人がすごいスピードでかかっていく感じ。 もう、みるみる感染が広がってる感じが、日本で状況を聞いている私にさえ、実感を伴って聞こえてきたのでした。 そして、そんな中、くだんのアラブ系Aくんの「今日は、ちょっと体がだるい...」のメッセージで、 うーん、かかったんではないだろうか?との予感があり、 しかも、Aくんは隔離中で、入国したばかりなのと、彼はイスラム教なので、食べ物なども普通に食べれないものもあるので...大丈夫かな?と心配してたところに、 「おはよう! 陽性だったよ。だから、しばらく僕たちのレッスンはお休みさせてください。」とメッセージが入ったのでした。 幸い、隔離中のため、毎日のPCR検査があり、すぐわかったのと、 周りが慣れてる対応をしてくれており、 本人も若かったせいか、2日ほどの発熱後、体力をじょじょに取り戻しており、私もほっと一安心。 なんですが、昨日、久しぶりに話したら、 やはり、咳はけっこうひどい感じがあり、本人も「咳がなかなかとれなくてね。」なんて言ってました。 ちなみに、日本でもたまに、twitterなどでコロナの「陽性」だった場合、 同じ発音の「妖精」にかけて、妖精の絵文字を使って、 「私、妖精(←絵文字)でした。」と書いている人をちょくちょく見かけるのですが、 中国にも同じものがあるのをご存じですか? それは、阳性(陽性)の阳の発音が、[yáng] 羊(中国語でも同じ漢字)の発音も、[yáng]と声調まで同じ。 そのため、たくさんの人が、 「私、羊(←絵文字)です。」と書いていたり、 もしくは、羊を抱えている写真の映画のポスターの写真を張り付けたりしていて、 はじめは、私も、 なんでみんな羊の話をしているの??? となっていたのが、 あっ、そーかー、陽性の「陽」と「羊」をかけているわけね、としばらくしてわかったのでした。 Aくんも「僕は、sheepです。」と言っていたが、 それは、英語で言っていたので、それだと音がかかってないから、意味ないと思うんだが... ちなみに、Aくんにどこでかかったんだろうね~?と言うに、 本人曰く、「隔離中のホテルは全く人と接していなかったから、たぶん、あの南部から北京にいく長距離列車の中でうつったんじゃないだろうか。けっこう混んでたし。」とのこと。 私も、そう思う... 何はともあれ、Aくんもご無事で何より。 そして、天才のAくん、今は隔離も終わり、中国語を積極的に使いはじめており、 私が傍から見て気づくほど、みるみる上達しています。 彼の上達スピードを見て、私も「こんなにのんびりしてるわけにはいかないな。」と葉っぱをかけられた気持ち。 彼は天才過ぎて、私のライバルとは言えないんだけど、やっぱり、同じ目標に向かう友人というのはいいですね! また、その彼の天才的な上達の様子を、また続けて、ここに書いていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 8, 2023 07:58:21 PM
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