|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ずっと塾に通っている生徒がいる。
高校受験に失敗して、大学受験でリベンジという少年だ。 毎日毎日自習室に来て、黙々と勉強。 だけど結果がついてこない。 滑り止めの大学は合格したのだが、 目標としている国立までの間が全て不合格。 要は上位私立が全てダメだったんですよ。 当然落ち込む少年。 親からも電話があり、 「本人のモチベーションがかなり下がっているので 喝を入れて下さい」と。 何度か話をして、 とりあえず、「これで第一志望うかったらカッコイイんじゃない?」 って話でまとまった。 国立前期試験の日、 「あんまできなかったよ先生」と少年。 「後期までやれ」と俺。 そんなこんなで3月7日。 発表日に少年が浮かない顔をしてやってきた。 あー、落ちたなと思っていたら、 突然ガッツポーズ。 とうとう狂ったか?と思っていたら、合格の知らせだった。 本人も親も、もちろん俺も驚愕。 ちょっと感動して潤んでしまいました。 その生徒が最後に書いてくれた作文のタイトル 「終わりよければ全て良し」 また一つ勉強させてもらいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.19 02:16:36
コメント(0) | コメントを書く |